ほんのきもち

扶桑社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594079000
ISBN 10 : 4594079008
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
135p;18

内容詳細

平松洋子、朝吹真理子、木皿泉、今日マチ子、桜木紫之、甲斐みのり、綾瀬まる、文月悠光、乾ルカら人気女性作家による、「忘れられない贈り物」の記憶。差し上げたほうも、いただいたほうも、一緒に幸せな気持ちになれる贈り物とは。

【著者紹介】
朝吹真理子 : 1984年、東京生まれ。作家。09年「流跡」でデビュー。10年同作でBunkamuraドゥマゴ文学賞、11年「きことわ」で芥川龍之介賞を受賞

彩瀬まる : 1986年、千葉生まれ。作家。10年「花に眩む」で女による女のためのR‐18文学賞を受賞し、デビュー

いしいしんじ : 1966年、大阪生まれ。作家。03年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞受賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞

乾ルカ : 1970年、北海道生まれ。作家。06年に短篇「夏光」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー

オカヤイヅミ : 1978年、東京生まれ。漫画家、イラストレーター

甲斐みのり : 1976年、静岡生まれ。文筆家。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシック建築やホテルなど、女性が好み憧れるモノやコトを主な題材に、書籍や雑誌に執筆

鹿子裕文 : 1965年、福岡生まれ。編集者。13年「宅老所よりあい」という小さな老人介護施設で起きているドタバタのみを取り上げる雑誌「ヨレヨレ」を一人で創刊

今日マチ子 : 漫画家。1P漫画ブログ「今日マチ子のセンネン画報」の書籍化が話題に。文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に四度選出。戦争を描いた『cocoon』は「マームとジプシー」によって舞台化。14年手塚治虫文化賞新生賞、15年日本漫画家協会賞大賞カーツーン部門を受賞

小林エリカ : 1978年、東京生まれ。作家、漫画家

坂木司 : 1969年、東京生まれ。作家。02年『青空の卵』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんごろ さん

    ちょっとした贈り物、お土産にまつわる16人のショートエッセイ集。“お福分け”に“小歳暮”かあ。こういうのいいね。個人的には“ほんのきもち”の加減がわからん。でも、人に物をあげるときは、感謝の気持ちと相手が喜んでくれる姿をイメージしてあげてはいるかな。そして、人に何かをあげるだけが“ほんのきもち”ではない。人それぞれの“ほんのきもち”があるんだね。16人の作家さんの“ほんのきもち”に対しての考え方、参考になりました。そして読了後は気持ちも穏やかになりました。

  • いつでも母さん さん

    「ほんの気持ちです…」「気持ちばかりで…」贈り物を考える時間が割と好きだ。押し付けにならぬように渡したい。が、贈られるのは苦手なタイプでもある。贈る側は私の事を思って選んでくれているのにね。嬉しいのに照れくさいのだ(厄介な性格でしょ?)16人からなるエッセイとコミックとショートストーリー。どれも良かった。木皿泉さんのダンナの祖母さまの事、坂木さんの味噌汁最中、鹿子さんの読者、桜木紫乃さんのある編集者の言葉…ほっこりじんわり沁みて、最後の乾ルカさんに泣かされた。

  • やっさん さん

    ★★☆ 手土産や贈り物をテーマとしたエッセイ集。桜木紫乃先生を目当てに読んだけど、そのほかも読み応えあるのがちらほら。手土産を選ぶのは大好きだから、これから尚更意識しそうだ。

  • モルク さん

    「本のきもち」だと思っていたが、16人の作家さんたちの贈り物や手土産に関するものだった。思わずメモをとってしまいたくなるほど興味溢れるものがいっぱい。もう物は増やしたくないのでいただくなら食べ物がいいし、差上げるのも吟味してと思っている。自分では最高に美味しいと思って取り寄せほくほく持っていっても、後から何の反応もないとちょっとガッカリ。この本を読んであれこれ想像するだけでにんまり。装丁も可愛らしいし最後に編集部がおいしいものリストをあげておいてくれたのも役立った。

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと… さん

    86/100点 エッセイ、ショートストーリー、コミックで綴る贈り物に関する16人のほんの気持ち。贈る者、いただいた者の笑顔がフッと目の前に浮かぶような文章の数々と、小ぶり素敵な本の装丁に中のイラストも可愛い素晴らしい一冊です。平松さん・木皿さん・彩瀬さん・文月さんが読んで気に入りましたが、やっぱり極めつけは最後の乾さんのお話。二度読み返して二度泣きました。これだけでこの本を読んだ価値がありました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

扶桑社に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品