賢者の戦略 生き残るためのインテリジェンス 新潮新書

手嶋龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106106002
ISBN 10 : 4106106000
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
佐藤優 ,  
追加情報
:
268p;18

内容詳細

不可解に思える出来事も、巨大なうねりの表層にすぎない。深層はインテリジェンスという叡智により立ち現れるのだ。日本が生き残るための戦略とは?我々は反知性主義にどう抗うべきか?「イスラム国」の台頭、中ロの新・帝国主義路線、マレーシア機撃墜、ウクライナ併合、ガザ地区砲撃、集団的自衛権論争など、最新情勢のつぶさな分析から鮮やかに「解」が導き出されていく。最強の外交的知性が贈る現代人必読の書。

目次 : 第1章 二十一世紀の火薬庫「ウクライナ」(帝国主義者プーチン/ モスクワ・北京・テヘラン新枢軸 ほか)/ 第2章 近代国家を破壊する「イスラム国」(複雑怪奇な中東方程式/ 司令塔なき「イスラム国」 ほか)/ 第3章 「東アジア」での危険なパワーゲーム(ベタ記事に埋め込まれた宝石/ 「遺骨」は何を語るか ほか)/ 第4章 集団的自衛権が抱えるトラウマ(安倍総理と岸家の「深い傷」/ 湾岸戦争の「敗北」 ほか)

【著者紹介】
手嶋龍一 : 1949(昭和24)年生まれ。作家・外交ジャーナリスト

佐藤優 : 1960(昭和35)年生まれ。作家。元外務省主任分析官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kawai Hideki さん

    面白かった。ウクライナ、イスラム国、東アジアでのパワーゲーム、集団的自衛権の4つのトピックを取り上げ、何がどこでどうつながっているのか、仕掛け人や抵抗者は誰か、そのバックグラウンドとなる組織や考え方、歴史の流れ、などがバランス良くまとまっている。最後に、「インテリジェンス」のあるべき姿、ビジネス関係者にとっての重要性、参考文献などが示されており、勉強になる。軍事情報を除けば国家機密の95%は公開情報から導き出せる。巻末に記載されていた佐藤氏の外務省国際情報局時代の体験談が参考になった。

  • gonta19 さん

    2014/12/23 Amazonより届く。2015/2/1〜2/6当代きってのインテリジェンスの巨匠2人の対談本。先日、池上彰氏と佐藤氏の対談本も読んだが、こちらのペアの方が話が噛み合っていて、面白い。しかし、この外交問題が山積している昨今、日本はどこへ向かうのか。政府に有能な人材はいるのか、とても心配になる。

  • 再び読書 さん

    インテリジェンスと言う言葉が、日本人に馴染みがなく、しかし、国際情勢への対応として不可欠なのが、再認識させられる。のオバマのルーツかわかり、黒人っぽくない感じが、した理由がわかった。また、弱腰とほどんとの首脳と合わなかったのが面白かった。イスラム国のあり方が、ぼにゃりわかる。しかし、将来的な進み方が想像できない。この中東情勢にもオバマが絡んでくる。アメリカの混迷が、トランプ政権を生んだのが、ぼんやりとわかる。また、インテリジェンスという情報収集分析戦略を日本も確立しなければと強く思う。

  • 佐島楓 さん

    歴史を正しく認識および理解することで、未来をも予想することができるのかもしれない。ニュースを額面通り受け取らず裏の裏を読むという知的トレーニングができる能力がほしいと思った。

  • はるわか さん

    今進行しているのはアメリカの退潮、中国の拡大、アラブの退潮、ペルシアの拡大という「帝国の変動」。日本も含めて21世紀の大国群はいずれも「外部領域」をもつ一種の帝国の形をとらなければ生き抜けない。民族を基本単位に構成するネイションステートではもはや国益を維持できない。シェールガス革命の最大のポイントはアメリカに新しい孤立主義の成立条件が整い始めたこと。伝家の宝刀を抜けないオバマ。アメリカの力の不行使は超大国の終わりの始まり。インテリジェンスの真髄は型破りにあり、すべてが例外。愛国心こそインテリジェンスの源。

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手嶋龍一

外交ジャーナリスト・作家。9.11テロにNHKワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にNHKより独立。小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに

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