火の鳥 2(未来編)

手塚治虫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022140234
ISBN 10 : 4022140232
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
26cm,284p

商品説明

塚治虫のライフワーク「火の鳥」12作がオリジナルのB5サイズで復活! 手塚治虫のダイナミックな描線を堪能できる大判サイズ。生誕80年を記念して、なつかしのデザインで。毎月2冊ずつ刊行予定。第1回は「黎明編」と「未来編」の2冊。

内容詳細

永遠の命とは何か。古代から超未来まで、あらゆる時間を飛翔する“火の鳥”を通して、壮大なスケールで描く生命の素晴らしさ。雑誌連載当時の大きさで復活。本巻は超未来を舞台にストーリーが展開する“未来編”。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • zero1 さん

    人類は必ず破滅に向かう?コロナ危機の中読むと緊迫感が増す。西暦3404年、人類は荒れた地上を捨て地下で生活。五つの都市は退化した人に代わりコンピュータが判断。マサトは夢を見せるムーピーと暮らすが上司のロックはムーピーを殺すよう命令。マサトは地上に逃げる。都市間で戦争が起き、超水爆で人類滅亡の危機。火の鳥はマサトを死なない体に。死なないのは【死ねない】刑罰。宗教と神の根源や人類の未来に警告した名作。我々は発達したAIを使いこなす?それとも機械の奴隷として終焉を迎える?人類の退化は既に始まっている。

  • りんご さん

    別巻(ギリシア・ローマ編)を除いたらこれで全て読んだんじゃあないでしょうか。あー壮大だった。2はムーピーゲームのやつだった!鳥にご指名されたマサトはミクロの世界とマクロの世界両方に宇宙が広がってるのを見せられる。この描写は初読時、幼かった私の脳を激しく揺さぶりました。死ななくなったマサト。肉体が滅んでも精神体として存在を続ける。それはもう神。無限の時を経て、マサトは鳥の中に飛び込む。宇宙の中の宇宙の一つで、我々は泣いたり笑ったり死んだり生きたり。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    手塚治虫さん、すごい!地球が誕生してから、生物が生まれ、絶滅していくを繰り返していく様子が身に包まれるような話でした。既に地球環境の悪化への懸念、人間の愚かさなどに警鐘を鳴らしていたとは驚きです。またいつかこんな事が起こりそう・・。

  • ナハチガル さん

    古代からいきなり数千年後の未来。一つの作品でこの振り幅はすごい。小学校の授業でさえ核戦争の危険について語られていた、冷戦時代のあの頃の雰囲気を思い出したりもした。宮崎駿が昔の手塚漫画はすごかったとどこかで書いていたが、ソドムとゴモラの話とか、人工生命とか、影響を受けているらしいのも偲ばれる。永遠の命を求める話は多いが、それをまず恐怖として描いているのは、手塚の絶望に触れるかのようだ。ネットどころかパソコンはおろか、コピー機すらなかった時代にこれほどの作品を作り上げた労力と才能には驚嘆せざるを得ない。A+。

  • mm さん

    今からざっと千年後では、地上は放射能汚染で住めなくて、地下都市に潜って生きてることになってる。そこでの生活は大体今の現実と近いよ。空飛ぶ車・バーチャルリアリティ・人工知能が重要事項を判断・それが時に誤作動・I.D.が無いと行動できない・なぜかプライバシーが漏れてるetcはもう近似値。残念ながら、本部と連絡を取るのにそんな大きな機械はいらないよ、手塚先生。スカイプにしましょう。物語のスケールは凄く大きい。生命というこを描くと、神話になり、物理学になり、宇宙論になり、存在論になる。他の巻も読んでます。

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人物・団体紹介

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手塚治虫

1928年、大阪府生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。1946年「マアチャンの日記帳」でデビュー。戦後ストーリーマンガのパイオニアであり、常にその牽引者として創作活動を続けた。89年2月9日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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