戸次重幸 ONE

戸次重幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040662268
ISBN 10 : 4040662261
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
追加情報
:
382p;19

内容詳細

TEAM NACS 戸次重幸 一人舞台『ONE』完全書籍版!

チケット即完!一人舞台で全国1万2千人をも動員するTEAM NACS 戸次重幸 TEAM NACS SOLO PROJECT『ONE』。本書はその舞台とのコラボ企画書籍!舞台上で繰り広げられる物語と視点を変えた6つの短編小説を著者が書き下ろし。戯曲&インタビューも収録した、完全版『ONE』。

オムニバス構成の舞台のサブストーリーとなる6つの短編を戸次重幸が過去「ダ・ヴィンチ電子ナビ」で連載(2013年4月5日〜)。その小説&舞台の戯曲&そして1万5千字にも及ぶロングインタビューを一挙収録。

舞台『ONE』とのコラボ書籍である本書の小説を読めば、観劇中、そして観劇後に「はっとする」「つながる」瞬間が満載!また舞台の戯曲も完全収録されているので、舞台を観ずとも、同じ体感ができる一冊に仕上がっている。『ONE』というひとつの作品が、小説版と舞台版で「視点を変えて」楽しめる、“2度、面白い”本。

短編のひとつ「チケットノルマ」は、“チケットさばき”に追われる劇団員の物語。主人公の男は、公演のチケットを売りさばく中で、ある疑問を抱く。「俺は何故、演劇を続けているのか?」。
……夢を追ってるのか? はたまた「夢」とは「普通になりたくない」だけのことなのか? 「普通」になりたくないがために、演劇に「逃げてきた」のではないか。気づかぬうちに自ら心に蓋をしていた「答え」を受け止めた末、劇団のために彼が下した決断とは……?

自らもTEAM NACSに所属する戸次本人が「これはドキュメンタリー」と語るほど、劇団事情のリアルさを織り交ぜた一編のほか、他人のSNS会話を盗み見る男、召喚された悪魔が人間の愛を知る物語など、多彩な一冊に。

みんな、そんなに偉くない。でも偉くない人たちで社会は成り立っている。戸次重幸がこの一冊に描いたのは、そんな“しようがない”愛すべき人たち。

著者初の小説。ほろ苦くて、軽快で、舞台を愛する全ての人に贈りたい13のストーリー。

【著者紹介】
戸次重幸 : 1973年11月7日生まれ、北海道出身。俳優。演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバー。北海学園大学に入学後、96年に演劇研究会のメンバー(森崎博之、安田顕、大泉洋、音尾琢真)とともに「TEAM NACS」を結成。2012年には全国で7万人を動員する劇団になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hiro さん

    図書館の新着小説リストをみていると、‘戸次重幸’という名前を発見した。『どうでしょう』の後、『おにぎり』を観るようになり、『大泉エッセイ』も読んだので、次は戸次さんの小説を読むぞと思って、短編小説6編と、それとリンクした戯曲7編のこの本を図書館で借りた。戯曲の方は、舞台を観たいと思ったが、小説は、会話文中心で、地の文、特に情景描写がほとんどなく、短編とはいえ作品に厚みがないため、残念ながら寝落ちして読み終えるまで、いつもの倍の時間がかかった。やはり、役者さんは、戯曲かエッセイの方が向いていると思う。

  • ちろ さん

    シゲちゃんの舞台を観に行き会場で先行販売していたので購入。ものすごく分厚いけどすごく読みやすくてあっという間に読み終えた。とにかく“らしい”小説。小説では『チケットノルマ』と『悪魔の先輩』、舞台では『スマホの優越と憂鬱』『探偵はオカマバーにいる』が好き。『貧乏神』も面白かったな。はじめにでシゲちゃんも書いてるけど、舞台を観に行く人は後半の戯曲は観劇後に読んだほうがいいと思う。観劇後に読むと舞台を2時間に収めるためにどれだけ奮闘したかよくわかる。

  • ぱなお さん

    ★★★☆☆分厚い本ですが、とても読みやすい。6つの短編小説と7つの戯曲、そしてその小説と戯曲がリンクしてるという・・・試みが面白いなぁというのが一番初めの印象。舞台も実際に観に行ったのですが、どの部分が小説とリンクしているのかを思い出しながら読むのも楽しかった。ジャンル・オチも様々で、読みやすい反面、深みには欠けますが、処女作としては想像以上の出来かなぁと。そして、ドラクエやらラオウやら安西先生やら、とてもシゲさんらしい。"大は小を兼ねます"ものね(笑)

  • 彩陽 さん

    大好きな俳優さんである戸次さんが書かれた小説。ずっと発売を楽しみにしてたけど、本屋さんで見つけたとき分厚さにびっくり。でも読みやすくてすっごく"戸次さんらしい"なと。 作家さんに比べると文章は稚拙だけれど、発想と展開が舞台役者ならではな感じがして面白かった。小説なら「知らぬがホトケ」「マンスリー呪い」が好きかな。戯曲はどれも面白くて選べない。チケット取れなくて見に行けなかったけれど、これを戸次さんがどう演じていたのかが気になる。

  • (ゆ・ω・ゆ) さん

    舞台の先行販売で。思ってたよりちゃんと小説だった。さらっと読めて、戸次さんの色がよく出てると思う。上演された舞台と戯曲の違いを見つけるのも楽しい。物書きのお仕事向いてると思うので、気が早いけど次回作期待してます。

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