新装版 殺戮にいたる病[講談社文庫]

我孫子武丸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062937801
ISBN 10 : 4062937808
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

【著者紹介】
我孫子武丸 : 1962年兵庫県西宮市生まれ。京都大学文学部哲学科中退。’89年講談社ノベルス『8の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    先日読んだ『修羅の家』に続いて、著者の未読の最高傑作(代表作)?らしい本作を読みました。期待して読んだので、どれだけエログロが凄いのかと思いきや、意外と静かな狂気、スマートな叙述ミステリでした。但し、30年近く前に書かれたミステリなので、監視カメラの多い現代では成立しないと思います。【読メエロ部】

  • 夢追人009 さん

    我孫子武丸さんの第3作で騙しのテクニックが冴え渡る名人芸のサイコサスペンスの傑作でクリスティー女史のあの有名な世界的名作に比肩する巧緻な一冊ですね。私はラストの真相が気になって仕方なくなり久々に夢中で一気読みしましたよ。本書はラスト2頁まで五里霧中で、あまりにも意外な結末に誰もが呆然自失となるに違いないミステリーの技巧の極致の作品ですよ。唯、猟奇殺人の犯行シーンが具体的でかなりえげつないグロテスクな描写ですので特に女性の方は相当に覚悟して読む必要があると忠告します。私も警戒しましたが完全にやられましたね。

  • ナルピーチ さん

    完全に置き去りにされてしまった。 ラストのどんでん返しな結末で頭の中で整理が追いつかない。 早速、再読してみる事としよう!

  • いなばさくら さん

    長編ミステリ。元々1993年に出版された本の、文庫化のさらに新装版みたい。初読み作家さんやけど、ご本人があとがきに書かれているように、この作品だけが圧倒的に売れているそうです。確かに長く読まれるだけのクオリティはありますね。完全にミスリードされました。再読必須!ただしグロテスクな表現頻発なので、苦手な人は覚悟して取りかかるべきですね。

  • hit4papa さん

    シリアルキラーもののミステリです。女性の死の瞬間に性的な興奮を感じ、連続殺人を犯す男。犠牲者となった女性に慕われていた元刑事。殺人鬼の母親と思しき女性。彼らそれぞれの独白で物語が進みます。微に入り細を穿つ殺人描写に嫌悪感を覚えます。女性の一部を持ち帰り、性的興奮を持続させんとする男という設定は、途中で脱落する読者がいるでしょう。すんなり犯人に行き着き少々脱力しますが、何と最後の一行でどんでん返し!。伏線があちらこちら、ミスリードの仕掛けもありグロテスクと投げ出さなければ、サプライズは堪能できるでしょう。

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人物・団体紹介

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我孫子武丸

1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。同大学推理小説研究会に所属。新本格推理の担い手の一人として、’89年に『8の殺人』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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