高座の上の密室 文春文庫

愛川晶

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167903879
ISBN 10 : 4167903873
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
303p;16

内容詳細

出版社から寄席・神楽坂倶楽部に出向中の希美子は新米の席亭(プロデューサー)代理として奮闘中。寄席に欠かせない色物芸の世界を覗き見ると…。手妻「葛篭抜け」で人気を博す美貌の母娘。超難度の芸に精進する太神楽師。彼らの芸が謎と事件を次々と引き寄せる。超絶技巧の本格ミステリ、鍵は「人情」だ!

【著者紹介】
愛川晶 : 1957年、福島県生まれ。筑波大学卒業。94年、『化身』で第5回鮎川哲也賞を受賞しデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    神楽坂謎ばなしその2。中篇が2本。ようやく謎解きらしい話になってきてイイ感じ。鈴虫の鳴き分けを生で見てみたいものだ。

  • nyanco さん

    いきなり席亭代理になった希美子、前作では戸惑いばかりだったのが、本作では寄席の様子にも徐々に慣れてきた様子が感じられ、その分、周りを見ることが出来てきた感じがとても良かったです。寄席は落語ばかりではないということを気づかせてくれた点でも非常に面白い。初の大神楽小説、いいですね〜 なかなか足を運べない寄席という場所に、行ってみようかな…という気持ちにさせてくれます。ミステリーとしても面白く、良心の馴れ初めを探ったり、篭脱けの謎解きがあったりと楽しませてくれました。続→

  • 真理そら さん

    寄席の世界にも少し慣れてきて、幼いころの記憶と現実が少しずつ結びついてきて2か月の出向だけでは済まない雰囲気になってきている。「私は岸本寅市の娘です」なんて啖呵切っちゃって…大丈夫か希美子さん。表題作は確かに「密室」ではあるものの奇術のネタ明かしと絡めた謎解き。太神楽を扱った「鈴虫と朝顔」はいろいろ感動的なお話。

  • ぶんこ さん

    神楽坂シリーズ2作目でした。希美子さんが寄席の世界に魅入られていくのが楽しい。読んでいると寄席に行きたくなります。色物の意味もわかり、間近でみたくなります。太神楽の世界には落語ほどの薀蓄も人脈もなかったようで、親しい落語家さんに紹介していただいて、この本ができたようです。だからなのか、いつものかじょう?な薀蓄が少ない分読みやすかったです。また、大好きな猫、しかも人懐こくて賢いマコちゃんが可愛くて、太神楽の傘の周りを歩く姿を見たかったぁ。

  • したっぱ店員 さん

    1冊目でおおむね説明も終わり、いよいよ本格的に落語話??と期待したら、今回は手妻と太神楽でちょっと残念。とはいえ、前巻ではそのとんちんかんぶりにイラっとさせられた主人公も随分収まってきて、ストーリー展開も面白くなってきた。他作品の師匠たちの名前がちらっと登場もうれしい。主人公の彼氏があんまり好きになれないので、このまま希美子には席亭としてがんばってほしいな。次も楽しみ。

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人物・団体紹介

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愛川晶

1957年福島市生まれ。94年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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