恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション 角川ホラー文庫

恒川光太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041118801
ISBN 10 : 4041118808
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
336p;15

内容詳細

『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に続く、ベスト・オブ・角川ホラー文庫。ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の沖縄ホラー「ニョラ穴」、アイデンティティの不確かさを問い続けた小林泰三の代表作「人獣細工」など、SFや犯罪小説、ダークファンタジーテイストも網羅した“日本のホラー小説の神髄”。

【著者紹介】
朝宮運河 : 怪奇幻想ライター・書評家。1977年北海道生まれ。ホラーや怪談・幻想小説を中心に、各社媒体に書評・ブックガイドなどを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ままこ さん

    8編のミステリ度の高いホラーアンソロジー。恒川さん「ニョラ穴」タイトルから奇怪。服部さん人形の怪異『雛』、坂東さん「正月女」この因習恐ろしすぎる。どちらも狂った想いからくる執着心が怖しい。宇佐美さん「夏休みのケイカク」背筋が凍るどんでん返し。小林さん「人獣細工」マッドサイエンスホラー。平山さん「或るはぐれ者の死」理不尽さが際立ち、一番怖かった。どの作品も戦慄のラストが待っている…。

  • H!deking さん

    このシーズンにピッタリな恐怖をテーマにしたベストセレクションですね。ハズレ無しのアンソロジーでした。夢兄のはぐれ者の死はやっぱり名作ですね。何度読んでも面白い!

  • さっこ さん

    ホラーの名手による短編8話。怪異あり悪意ありで面白かった。宇佐美さんだけ既読でした。小林泰三さんの世界はやはり没頭して読んでしまいます。新作が読めないのは本当に残念。坂東さんと小林泰三さんの作品が特に面白かった。

  • sin さん

    竹本・恐怖とは…考察は一巡して新たな恐怖に行き当たる。小松・井戸掘りの際に出土した骨…発掘する死の堆積、結末は容易に察しられるが狭間へと誘う筆遣いが良い。宇佐美・同情は過去に遡り自らがさらけ出されてやり直しを迫る。坂東・病ゆえ?それとも人本来の繰り事か…人を呪わば因習に沈む。恒川・おぞましい怪物の棲まう島で…。平山・或る弱者の視点、弱者の境遇、否、人に強弱ありや?服部・俗っぽく臆病な店主が遭遇した不可思議は夢想にあった怪異に結ぶ。小林・まるで読経のように単調な独白が結末のビジョンへと引き摺っていくようだ。

  • こら さん

    待ってましたのベストセレクション第二弾。豪華作家陣がドドン!8作品とも名に恥じない名品揃いでしたが、個人的には、小松左京「骨」、坂東眞砂子「正月女」、小林泰三「人獣細工」がお気に入り。小林作品はあまり読んだ事なかったけど、この生理的嫌悪感を齎す作風は好み。あとがきによれば、『再生』が好評だったので、今作刊行に繋がったとの事。これは第三弾が待ち遠しい!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

恒川光太郎

1973年東京都生まれ。2005年本作で日本ホラー小説大賞を受賞。単行本はデビュー作にして直木賞候補となる。続く『雷の季節の終わりに』『草祭』『金色の獣、彼方に向かう』(角川文庫版は『異神千夜』に改題)は山本周五郎賞候補、『滅びの園』は山田風太郎賞候補となる。14年、『金色機械』で日本推理作家協会賞

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品