江戸は世界最高の知的社会 異才、天才、奇人、変人、田安徳川家当主が語る「とっておきの話」 講談社プラスアルファ新書

徳川宗英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062728225
ISBN 10 : 4062728222
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

田安徳川家第11代当主が語る、知られざる江戸人の科学的技術、知識、胆力、知力。世界を凌駕しリードする日本人は昔からすごかった

【著者紹介】
徳川宗英著 : 1929年、ロンドン生まれ。御三卿筆頭・田安徳川家第11代当主。学習院、江田島海軍兵学校を経て慶應義塾大学工学部卒業。石川島播磨重工業にて海外事業本部副本部長、IHIエンジニアリングオーストラリア社長、関西支社長、石川島タンク建設副社長などを歴任。95年に退職ののち、静岡日伊協会名誉顧問、全国東照宮連合会顧問、社団法人霞会館評議員、一般社団法人尚友倶楽部監事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    面白かったです。江戸時代が肯定されているだけでなく、江戸時代の知的水準の高さを教えられました。鎖国の時代、江戸時代を生きた人々は独自の発展を見せていたようです。庶民が親しむように探求してきたものが、結果として知的社会へと発展していったのだと思いました。江戸時代がいかに世界的に通じる知的社会だったかというのを見て、独自の知的財産を持っていたことに驚かされます。開国と同時に世界水準の知的教育社会になりましたが、それ以前はガラパゴスの社会として世界最高の知的社会だったように思えてなりません。

  • オリーブ さん

    他の本で読んで知識としては知っている内容もあったが、田安徳川家11代当主の方の目からみた“江戸”はまた違った面を見せてくれた。理系出身の著者による江戸時代をみる視点は興味深かった。今の時代から考えると理系分野の発展が遅れているからこそ新たな発見や人を驚かせる事に嬉しさや幸せを感じた人物達に驚嘆する。その後幕末にやってきた欧米列強が他のアジアの国のように日本を植民地化しなかった理由の一つとして江戸のものづくり技術が救ったと考える著者に私も共感した。彼らの好奇心や知識欲が日本を救ったのかもしれない。

  • 風 さん

    『江戸』といえば、『何はなくとも江戸むらさき』と応えてしまう。桃屋の海苔佃煮CMをご存知だろうか?。三木のり平の似顔絵アニメは、青柳ういろうと双璧の庶民のCMだった。著書は、世界的にも高いレベルだった江戸の庶民文化や学問について解説している。入門書としての価値がある。階級間格差が少なく、識字率高も高い『元気な庶民』を成立させた幕府の功を再確認でき、その暮らし向き、娯楽、芸能への興味も拡がる。著者は、徳川8家のひとつ、田安家十一代当主。。庶民のCM御三家は、桃屋に加え『カッパ黄桜』と『レナウン娘』で決まり!

  • ゆか さん

    江戸時代の学問を理系の立場から知ることができました。専門的なことばかりでなく、学者の人物像も書いてあり、親近感を感じました。

  • dahatake さん

    徳川吉宗の子孫の書いた江戸時代のコンテンツ・和算・ヨーロッパ科学との繋がり・日本独自のワザと、それらが大衆にも広まっていた様を幾つか取り上げている。 一つヒントなのは、江戸時代の日本の庶民の知識レベルは貴族に知識が限定されていたと云われてる他国とは違って、かなり高かったと言う事。これがあるから、明治での大改革が実現したのではないか? 最近タレントで「わざとなのか?」と思う知識レベルの方がいる。もしかしたら、庶民の知識レベルが大幅に下がっているのかもしれない…

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