ソウル―ベルリン 玉突き書簡 境界線上の対話

徐京植

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000237185
ISBN 10 : 4000237187
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,187p

内容詳細

ソウルとベルリンをまたぐ「ことばの玉突き台」へようこそ。異色の組み合わせによるユーモアと緊張感に満ちた往復書簡。言語や芸術、歴史の本質をめぐる、緊張感とユーモアに満ちた10の対話。

【著者紹介】
徐京植 : 1951年、在日朝鮮人2世として京都に生まれる。作家、東京経済大学教員。2006年4月から2008年3月まで「国外研究」のため韓国に滞在

多和田葉子 : 1960年、東京生まれ。作家。ベルリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Roy さん

    ★★★★★ 在日韓国人である徐京植とドイツに在住している多和田葉子は、二人共本来の母国語を使わず、外国語を主として生活している観点から「家」「名前」「旅」「遊び」「光」「声」「翻訳」「殉教」「故郷」「動物」を考察し、《境界線》にいる者としての独自の言葉の違和感を紡ぐ往復書簡集。どの章も興味深くたいへん面白かった。それと黒崎由梨が描く、各章題の挿絵が鬱で妖しげで、思いがけず脳天に一撃を喰らい失禁するほど良かった。

  • そう さん

    作家の徐京植さんと多和田葉子さんの、毎回テーマを設定した往復書簡集。設定したテーマを深く縦に掘り下げていく徐さんと、話題がテーマからだんだん横に広がっていく多和田さんとの少しちぐはぐなやり取りが面白く、お互いの手紙からまた新たな発想が生まれたり以前の話に戻ったりつながったりするところがとても良かった。二人の、まったく嫌味に感じない自然な皮肉とか、多和田さんののびのびとした言葉や自由な考えが魅力的。

  • Atsushi Sakamoto さん

    人生には言葉遊びが必要なことがわかりました。言葉は人を救えるとなんとなく思えた本でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品