基本情報
内容詳細
「時代の相貌は著しく変わり続けた。けれども、いつの世も人が生きる命題に何ほどの変わりはない。自身を律し、慎み、志を持続して成すべきことを果たす。それが茨木のり子の全詩と生涯の主題である」―。女流詩人の人生とその意味を鮮烈に描く『清冽』。神戸に住む清貧の画家・石井一男は画商に見出され世に出た。「女神像」を“最期の一枚”とした人、生きるよすがとした人、癒しとした人…。一枚の絵が世に伝わり、染み入っていく様を描いた『奇蹟の画家』。第9巻未収録「孤高の戦い人」の上田利治、伊達公子、仰木彬、柔道家らを収録。
目次 : 清冽(倚りかからず/ 花の名/ 母の家 ほか)/ 奇蹟の画家(画廊/ 発掘/ 最期の一枚 ほか)/ 孤高の戦い人(2)(中断/ 冷めた炎/ 三四郎三代 ほか)
【著者紹介】
後藤正治 : 1946年、京都市に生まれる。1972年、京都大学農学部を卒業。ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。『空白の軌跡』で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』で第十四回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
後藤正治
1946年、京都市に生まれる。京都大学農学部を卒業。ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。『空白の軌跡』で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』で第十四回
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