奇蹟の画家 講談社文庫

後藤正治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062774116
ISBN 10 : 4062774119
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
284p;15

内容詳細

絵を見て、泣いたことがありますか?「女神像」が多くの人の心を捉え、今や個展に人が押し寄せる画家・石井一男は、50代まで画家として世に出ることはなかった。石井の清貧の暮らし、彼を世に出した画商、そして彼の絵に救われた人々。「本当の豊かさ」とは何かを教えてくれる、珠玉のノンフィクション。

目次 : 第1章 画廊/ 第2章 発掘/ 第3章 最期の一枚/ 第4章 見守る像/ 第5章 炎/ 第6章 その日々/ 第7章 レストランの絵/ 第8章 変容と深化/ 第9章 静かな波紋/ 第10章 呼んでくれるものを

【著者紹介】
後藤正治 : 1946年京都市生まれ。ノンフィクション作家。『遠いリング』(岩波現代文庫)で講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』(文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』(中央公論新社)で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 犬養三千代 さん

    版画、リトグラフをしている知人の推薦で読んだ。画商と無名画家との出会いはありきたりだが、巻頭の写真から静寂の美を感じる。著者の取材でののめり込みようがよくわかる。画集を買いたい。

  • 路人 さん

    画家と画商の出会い。丹念な取材で、この出会や周辺の人々を描き出す手法は、喫茶店かどこかで隣のテーブルの世間話を聞かせれているような、うっとしさや面倒くさは一面ある。それでも人は過去を持ち生きていること、人々と人の繋がりは縁であることを思い出させてくれる作品。画廊に行きたくなったのは、この作品の影響力を認めたということだろう。

  • ぼび さん

    2/5

  • BECHA☆ さん

    本物を観に行きたい。「名伯楽」との稀有な出逢いも奇跡だという解説に納得。

  • リEガン さん

    “奇蹟の画家”の最新画集「女神」を購入。時々ジョルジュ・ルオーが微笑ましい。本書は、石井一男氏から言葉を引き出す難しさが、筆致を少々廻りくどいものにしたり、文章の重複を多々感じさせているようだ。

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人物・団体紹介

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後藤正治

1946年、京都市に生まれる。京都大学農学部を卒業。ノンフィクション作家となり、医学、スポーツ、人物評伝などの分野で執筆を重ねる。『空白の軌跡』で第四回潮ノンフィクション賞、『遠いリング』で第十二回講談社ノンフィクション賞、『リターンマッチ』で第二十六回大宅壮一ノンフィクション賞、『清冽』で第十四回

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