草の花 講談社文芸文庫

幸田文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061963757
ISBN 10 : 4061963759
フォーマット
出版社
発行年月
1996年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,235p

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読書メーターレビュー

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  • amanon さん

    表題作の「草の花」は女学校試験、その失敗、女学院入学からその秋までの回想記…これまで読んできた作品とかなり内容が被ってはいるけれど、それでもその瑞々しい感性と文体に魅了されてつい読み進めてしまう。本人曰く文学的素養に乏しい筈であるのに、どうしてこんな文章が書けるのだろう?とかねてから疑問に思っていたのだけれど、本書を読んで、これはひとえに父露伴からの影響と、著者の身体体験があのような文章を書かせているのでは?と思い当たった。また「きのうきょう」で見られる鋭い観察眼や随想もなんとも言えない味わいがある。

  • ますたけ さん

    私は田舎者なので、女子学院を初めて知りました。

  • まひろん さん

    著者の個性が出まくっているエッセイ。子供のころから頭が良くて冷めている子だったのかもしれない。きゃぴきゃぴはしなさそう。自分に自信はないのもあるんだと思う。これは露伴がいけないんだと思ってるんだけど。愛しているのに、愛情がゆがんで出ているせい。かわいげがないから、義母さんともギクシャクしてしまう。損な生き方だよね、と思いながら読む。

  • mimosa さん

    ヒリヒリとするような多感な女学院時代のエッセイ。

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人物・団体紹介

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幸田文

1904(明治37)年、東京生まれ。幸田露伴の次女。22年女子学院卒業。28年に結婚、29年に玉(青木玉)を出産、38年に離婚し実家に戻る。47年7月、露伴死去。同年「芸林間歩」に「雑記」を発表し、文筆活動開始。49年『父―その死』を刊行。56年『黒い裾』で読売文学賞、『流れる』で新潮社文学賞、73

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