幸田文どうぶつ帖

幸田文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582834727
ISBN 10 : 4582834728
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,197p

内容詳細

犬を愛した娘時代。猫との静かな老後。手放しで、生きものを愛した「どうぶつ好き」の幸田文の愛情あふれる随筆集。涙なしには読めない、犬と猫との切実な物語。犬好き、猫好きに贈る1冊。

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読書メーターレビュー

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  • こばまり さん

    愛おしくて哀しい、身の回りの動物についてのエッセイと短編小説。名人の舞踊を観るような、上質のお出汁を飲むような、しんとした気持ちになります。手元に置いておきたくなる美しい装丁。

  • ちゃちゃ さん

    とっても美しい本。それは,装丁も,中の文章も。幸田さんの動物に対する温かな眼差しがつたわって来ました。そして,お父さんの温かさも。そんなお父さんだったから,幸田さんも動物大好きになったんですね。

  • 山猫 さん

    懐かしい「ふたつボン」にここで再び会えるとは。椋鳥に大騒ぎしたお孫さん2人のうち、尚さんは昨年、奈緒さんは来年、還暦ですよ、文さん。あとがきはその奈緒さん。

  • Sakie さん

    中年〜晩年頃のエッセイを娘の玉氏が編集した、シリーズの1冊。孫の奈緒氏が後書きを書いており、文さんに似て端正な文体だ。幸田家は露伴が犬をよく飼っていたようで、文さんも犬の扱いは慣れていた。家の雌犬が放し飼いや野良の牡犬と「結婚」しないよう奮闘する様子など、犬の飼い方が変わりつつある時代の様子がわかる。猫の方は得手でないようで苦笑した。動物園好きが意外だった。裏門から出入りするほどお好きで、詳細な観察描写からは樹木を描いたのと同じ熱量を感じた。『めぐしはむごしで、むごしはめぐし』。動物は愛情と酷さを教える。

  • mattya さん

    ウェットでない、ドライな愛情、たかがペット でも大切な私ののペット そういうのいいね、悪くないね〜

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人物・団体紹介

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幸田文

1904(明治37)年、東京生まれ。幸田露伴の次女。22年女子学院卒業。28年に結婚、29年に玉(青木玉)を出産、38年に離婚し実家に戻る。47年7月、露伴死去。同年「芸林間歩」に「雑記」を発表し、文筆活動開始。49年『父―その死』を刊行。56年『黒い裾』で読売文学賞、『流れる』で新潮社文学賞、73

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