プラネテス 4 モーニングKC

幸村誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063289374
ISBN 10 : 4063289370
フォーマット
出版社
発行年月
2004年02月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
19cm,325p
19cm,325p

商品説明

宙(そら)に道を探した青年は今、人類で最も長い距離を翔けた。This is SFニュースタンダード!大喝采の一部完!

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読書メーターレビュー

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  • Die-Go さん

    ハチマキが木星に行くことがメインではなく、タナベとの愛がメイン。どんなに広い宇宙であっても、愛があればその距離は問題じゃない。そうだ、愛なんだ。★★★★☆

  • exsoy さん

    信じられるものは愛だろ、愛。

  • zirou1984 さん

    クライマックスの感動はもちろんなのだけど、サイドエピソードとして書かれるフィー姉さんの話が何より大好きだ。社会から爪弾きにされた叔父の存在を忘れられず、非常時の世界の中でも懸命に反抗を続けるその姿は最高に痺れさせられる。おいちゃんの残した「オレと この世界と 狂ってるのはどっちだ?」という言葉は今も抜けずに刺さったままでいる。世界や内面の矛盾や葛藤を描きながらも、それらを全て包み込む最後は本当に美しい。反抗すること、愛すること、気安く愛を語らないこと、宇宙はその全てを肯定する。明日を向こう。未来を向こう。

  • いっちゃんず さん

    全巻既読。直前に読んだ『メイドインアビス』(つくしあきひと)で、主人公の一人レグがたびたび口にする「度し難い」という言葉、『プラネテス』4巻で使われていた事を思い出して再読。田名部愛とそのご両親の話(P55)。何度も繰り返して読んだ『プラネテス』の中でも好きな物語のひとつ。そういえば、今読みかけている『流れ行く者』(上橋菜穂子)の文庫解説、幸村誠さんだった。私の脳内でつながっていることが偶然現実世界でもつながった。それとも偶然ではないのか。

  • ゼロ さん

    愛し合うことだけがどうしてもやめられない。広大な宇宙でハチマキが掴んだ一つの真理。「愛」。安っぽい言葉で軽視しやすい言葉だけど、考えた先にあるものは「愛」だと思う。プラネテス。最終巻でした。4巻と短い作品ですが、密度は濃かったです。宇宙という特殊な環境であるからこそ、自分を見つめ直していたような。男爵やフィーなど個性溢れるキャラクターもいて、SFらしい世界観もあり、良くまとまっていました。くそったれな世界かもしれないけど、くそったれな人間である必要はない。そこに「愛」があるならどうにかなるさ。

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