夏目漱石 「猫」から「明暗」まで

平岡敏夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862656117
ISBN 10 : 4862656110
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
458p;20

内容詳細

漱石文学は時代とのたたかいの所産であるゆえに、作品には微かな“哀傷”が漂う。『猫』から『明暗』までを味読した本書の魅力もそこに関わっている。新たな漱石を描き出す充実した論集。

目次 : 夏目漱石―『猫』から『明暗』まで/ 漱石における家と家庭―『坊っちやん』『それから』『門』/ 漱石―芥川文学に関連して/ 『吾輩は猫である』の吾妻橋/ 『坊っちゃん』について/ 小宮邦隆の『坊っちやん』/ 『坊っちやん』は佐幕派小説/ 『坊っちやん』―うらなりの声/ 『坊っちやん』―面白うてやがて哀しき物語/ 『坊っちやん』の影―『銀の匙』〔ほか〕

【著者紹介】
平岡敏夫 : 1930年香川県生まれ。日本近代文学専攻・文学博士。筑波大学教授、群馬県立女子大学学長を経て、両大学名誉教授。日本学術会議会員、中国・韓国・台湾・タイ・アメリカで客員教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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