シャクシャインの戦い

平山裕人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784902269932
ISBN 10 : 4902269937
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
322p;20

内容詳細

1669年6月、幕府を揺るがす“アイヌの一斉蜂起”始まる。本書は、“シャクシャインの戦い”について、具体的な史料すべてに目を通しアイヌ伝承などにも当たり、実際に事件のあった現場に赴き、各地の博物館でも調べ、写真を撮り、実地検分をして、この戦いの事実を可能な限り再現しようとしたものである。

目次 : 第1章 松前藩の成立/ 第2章 シャクシャインの青年期/ 第3章 シャクシャインの決起/ 第4章 クンヌイの決戦/ 第5章 シャクシャインが謀殺される/ 第6章 後志海岸の抵抗/ 第7章 ハウカセ外交/ 第8章 サンタン交易圏とラッコ交易圏/ 第9章 シャクシャインの戦いと現代

【著者紹介】
平山裕人 : 1958年(昭和33年)、北海道小樽市生まれ。1981年(昭和56年)、北海道教育大学卒業。現在、北海道小樽市立高島小学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キャプテン さん

    ★★★★☆_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1669年江戸時代─シャクシャインの戦い編】「北海道には歴史がない──」そういったことを聞いたことはあるでござろうか。しかしこの言葉、滅法危険なものにござる。北海道の先住民、アイヌには和人と変わらぬ歴史があり、そして文化もあった。和人対アイヌの最大の戦いを「シャクシャインの戦い」というでござる。「成功した侵略の歴史」は、忘れてもよい歴史、目を向けないで済まされる歴史なのでござろうか。耳をすませ。ほら、北の大地で散っていった、命と思いが、確かに聞こえてくる。

  • ふみえ さん

    アイヌ民族の躍動を強く感じ、"虐げられた可哀想な民族"のイメージがとても不遜だった事に気付く。今度仕事で札幌に行くが、アイヌの土地として心したい。読みやすいが、名前か地名かこんがらがって苦戦。情けない。

  • moonanddai さん

    今年は「明治150年」ということで記念行事も行われます。北海道でも「北海道『命名』150年」というになるそうです。でも、その150年というのはアイヌの人たちの側から見ると「衰亡(という言葉が適当かは分かりませんが、よく使われています…。)」の歴史ということになります。何十年か前に「赤レンガ(とはあの有名な旧道庁の建物です)築○○年」というイベントを道庁が企画したとき、時のアイヌ協会(だったかウタリ協会だったか)が猛反発して、企画自体は大分小さくなりました。(続)

  • gachi_folk さん

    「現代のアイヌ」をどうとらえるか。「政策を受けるもの」「衰亡していくもの」「今なお抵抗するもの」様々に記される史料と伝承をもとに綴られた濃厚な一冊だった。シャクシャインの戦い後、松前藩は大鳥圭介率いる幕軍にやられ、さらに官軍がそれを飲み込む。なんとも激動な北海道の大地。変わらぬ事実はアイヌ民族に先住権があるってことか。

  • エヌ氏の部屋でノックの音が・・・ さん

    図書館本。私しは間違えていた。シャモ対結束したアイヌでアイヌが負けてきたのかと思っていた。。。一度は松前まで押し返すも、アイヌ同士の戦いで疲弊した事実もあるらしい。都市国家のようなアイヌであり、それぞれに、松前や秋田、青森、岩手などに拠点を持っていたようである。しかし和人の統一国家ができると、松前としか交易できなくなる。するとアイヌの西進が止まらなくなり、アイヌ同士の小競り合いも多発する。。。この本を読む切欠は中先生の『殺人者はオーロラを見た』を読んだからである。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品