忘れないと誓ったぼくがいた 新潮文庫

平山瑞穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101354811
ISBN 10 : 4101354812
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
追加情報
:
16cm,331p

内容詳細

大好きなのに、いつまでも一緒にいたいと思ったのに、ぼくの心を一瞬で奪った君は“消えてしまった”。君の存在を証明するのはたった数分のビデオテープだけ。それが無ければ、君の顔さえ思い出せない。世界中の人が忘れても、ぼくだけは忘れないと誓ったのに―。避けられない運命に向かって必死にもがくふたり。日本ファンタジーノベル大賞受賞作家による、切ない恋の物語。

【著者紹介】
平山瑞穂 : 1968(昭和43)年東京生れ。立教大学社会学部卒業。2004(平成16)年『ラス・マンチャス通信』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • たるき( ´ ▽ ` )ノ さん

    切ない。考えれば考えるほど切ない。忘れたくないのに思い出せない、って本当にきつい。でも人間はどうしても忘れていってしまうんだよね。だから、大切なことは形に残しておかないとって必死になる気持ち、すごくわかる。

  • アポロ さん

    儚く消える君に、必死にあらがう僕!ビデオ泣けた!そして、作者が、男性だった衝撃!

  • ひめか* さん

    大切な人との思い出は絶対忘れたくない。ずっと大切に覚えていたい。相手にも忘れてほしくない。過去のことをよく覚えていて、その時々を大切にしたい記憶に留めたいと思いながら今まで生きてきた私にとって、タカシの気持ちは痛いほどわかった。たぶん私でも同じことをすると思う。それが何の意味をもたらすかはどうでも良くて、ただ自分が忘れたくないから。皆から忘れ去られたとしても、一人自分の存在を忘れず、自分と過ごした日々を大切に思ってくれた人がいるだけで幸せなこと。切ないけどビデオレター、エピローグのラストが良かった。

  • エンリケ さん

    愛しい人が周辺の人々の記憶から消え、居なかった事になってしまう。何とも切ない設定。主人公の男子高校生はそれに抗い、必死に運命を変えようとする。当節稀なくらいな純愛物語。でも期待していたのは彼女がフェードアウトする謎解き。それは語られず終わってしまう。書き様によっては人の記憶の深淵やら輪廻転生等もっと劇的な展開は出来たのでは。やや平坦なストーリーや描写が残念だった。映画化もされているとの事。そちらにも興味が沸く。

  • いたろう さん

    映画が良かったので読んでみた原作本だが、映画と原作で設定は似ているものの別モノだった。原作も悪くはないが、映画を観てしまうと、どうしても物足りなく思えてしまう。原作では「消えて」忘れられるが、映画では消えないのに忘れられてしまう。似ているようで、この違いが大きい。そして、映画で最後に判明した大きな秘密、これがすごく切なく涙を誘ったが、それは原作にない設定だった。もう一度映画を観たい。

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人物・団体紹介

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平山瑞穂

小説家。1968年、東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年に『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)が第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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