「香り」の科学 匂いの正体からその効能まで ブルーバックス

平山令明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065020203
ISBN 10 : 4065020204
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
288p;18

内容詳細

何千年も前から人類は香料を利用してきましたが、じつは匂いを感じるメカニズムやその正体は長い間謎に包まれていました。自然にはどんな香りが存在するのか?人は新しい香りをどのように作りだしてきたのか?アロマテラピー、香水、シャンプーや石鹸などの香りは、人体にどのような影響を与えるのか?香りの神秘を最新科学で解き明かします。

目次 : 生活を彩る香り/ 自然界から得られるさまざまな香り/ 香りを感じる仕組み/ 香りをどう表現するか/ 香りの分子を突き止める/ 香りの分子の化学/ 匂いを測る/ 天然由来の香りの分子/ 天然香料から合成香料へ/ 香りの分子の効果と安全性/ 快い香りの秘密

【著者紹介】
平山令明 : 1948年、茨城県生まれ。1974年、東京工業大学大学院修了。ロンドン大学博士研究員、協和醗酵工業(株)東京研究所主任研究員、東海大学開発工学部教授、東海大学医学部教授、東海大学糖鎖科学研究所教授を経て、2016年より東海大学先進生命科学研究所教授。理学博士。現在のおもな研究課題は、コンピュータ科学を駆使した、より効果的で、より安全な医薬品の開発。さらに、人間のQOL向上につながる有用物質の探索・創製にも興味を持って研究活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    ブクログでプレゼント当選した一冊。もっと「人はどうやって香りを感じるのか」という内容がメインなのかと思ったら、どちらかというと「世の中にはどんな香りがあって、それはどんな特徴があるのか」というのを、化学式を用いながら説明していくページが大半を占めていて、がっつり文系の自分にはなかなか読むのがつらかった。ただ、香りを文字で表現する方法や、香りが人間の体にもたらす紅葉の部分はおもしろい。また、香りというものが現時点でも結構研究されていないことも理解できた。

  • なかしー さん

    匂いの感じ方や言葉での表現方法など実際の研究で使う用語を解説。 香り成分の抽出装置や方法、生体への反応機構などある程度科学の知識がないや香水などを使用した事がない方だとイメージしにくかったり、難しいと感じる所が多いかもしれませんが、とても面白い内容です。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #感想歌 嗅覚の表現言語借用が多く皮膚への刺激視覚感情

  • 藤森かつき(Katsuki Fujimori) さん

    香りの表現や香りの分類など分かりやすい。視覚や聴覚は美術や文学、音楽といった教育を受けることで共通語を持っているし、味覚も互いに理解できる共通の味覚が経験的に得られているが、嗅覚の共通語は無く、他の感覚の語彙を流用することがほとんど、というのは確かに、と納得。「『自然から得た物質は安全で、人工的な物質には毒性がある』は正しくない。」も印象的。有機化学を駆使して合成することの最大の強みは、期待される性質を持つ化合物を創り出すことができることで、天然にはない魅力的な香りが見つかることも多いというのが興味深い。

  • たか さん

    なかなか面白いです。一般向けに平易な解説が工夫されていますがある程度化学の知識があればなおベターかも。

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人物・団体紹介

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平山令明

1948年、茨城県生まれ。東京工業大学大学院修了後、ロンドン大学博士研究員、協和〓酵工業株式会社東京研究所主任研究員、東海大学開発工学部教授、東海大学医学部教授、東海大学先進生命科学研究所所長・特任教授などを歴任。理学博士。現在のおもな研究課題は、より効果的でより安全な医薬品の開発、人間のQOL向上

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