日露戦争史 1 平凡社ライブラリー

平凡社

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582768398
ISBN 10 : 4582768393
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
399p;16

内容詳細

太平洋戦争の真の敗因は日露戦争の“勝利”にある。この戦争を境にして、日本はそれまでと違う国に、日本人は別の人間になってしまった―そう考える著者が、日露開戦の背景から“勝利”までのプロセスを詳細に描いた長編ノンフィクション。第一巻は日英同盟、ロシアの背信、そして奇襲攻撃へ、開戦直後までの政府・軍部の攻防と国民の熱狂。日本人はこの戦争を境にどう変わり、今に至るのか?

目次 : プロローグ 明治三十七年二月四日/ 第1章 日英同盟が結ばれた日/ 第2章 不可解!ロシアの背信/ 第3章 世論沸騰「断乎撃つべし」/ 第4章 対露作戦計画成れり/ 第5章 いざ開戦、そして奇襲攻撃/ 第6章 旅順港外戦と鴨緑江突破戦

【著者紹介】
半藤一利 : 1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。著書は『日本のいちばん長い日』『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)など多数。『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』(平凡社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。2015年、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てつのすけ さん

    日露戦争開戦前から開戦直後くらいまでの巻。すんなりと開戦したのかと思っていたが、元老の反対があったとは、思いもよらなかった。特に、現在の政策決定の仕方と異なるので、これを理解しなければ、理解が難しいと感じた。

  • aponchan さん

    半藤一利氏作品を久しぶりに読んだ。司馬遼太郎氏の坂の上の雲を読んだことがあるので、状況や背景は理解し易かったが、明治元勲が非戦的だったイメージがなかったので、少し違う感覚があって楽しめた。

  • skunk_c さん

    主に開戦までの政治状況と人々の意識について語っている。「語り部」として定評のある著者なだけあって、きわめて読みやすい。同時に、昭和の戦争との対比が随所に出てくる。ある意味昭和史の「起点」と位置づけているようで、明治人の品格と昭和のそれのなさを嘆いたり、様々な角度から比較してあり、そこが読み物として面白かった。もう一つ、意識高揚に新聞の果たした役割が出てくるが、非戦論を張っていた新聞社が部数低迷に負けるなど、読者即ち大衆の「好戦論」に引きずられていく様に注意喚起があったのには全く同感。大衆にも責任はあった。

  • 樋口佳之 さん

    ロシア側から「負けに不思議の負けなし」かな。「先入観は罪、偏見は悪」

  • Hiroshi さん

    世界中の誰もが「日本が勝つ」とは思わなかった日露戦争の本。第1巻は日英同盟から鴨緑江の戦いまで。日清戦争により「眠れる獅子」ではないと判ると、西洋列強は清を割譲した。西洋文明に対する不快感から義和団の乱がおき、それに乗じて西太后が列強に宣戦布告した(北清事変)。米英露仏独墺伊日の8カ国は連合国軍を作り、乱を平定させた。各国の軍隊が引き揚げていくなか、ロシア軍だけが引き揚げをせず、更に大軍を送って全満州を占領した。7カ国は門戸開放・領土不侵略の誓約をもとに抗議したが、ロシアは10万の軍隊で占領し続けたのだ。

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