ベルクソン『物質と記憶』を解剖する 現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続

平井靖史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906917600
ISBN 10 : 4906917607
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
383p;21

内容詳細

拡張ベルクソン主義宣言!時代にあまりに先駆けて世に出たがゆえに難解書とされてきた『物質と記憶』。最近の「意識の科学」(認知神経学・認知心理学・人工知能学)と「分析形而上学」(心の哲学・時間論)の発展により、ベルクソンがそもそも意図した「実証的形而上学」の意味で『物質と記憶』を読み解く準備がようやく整ってきたことを示す画期的論集。

目次 : 第1部 記憶と心身問題(科学認識論・汎心論・局在論)(外界の存在について/ ベルクソンと「記憶の科学」の台頭/ 現代から見るベルクソンの二元論/ 記憶と歴史―リクールからのベルクソン再読)/ 第2部 知覚(アフォーダンス・認知科学・現在意識)(ベルクソン、ギブソン、そして外界のイメージ/ ベルクソンと生態心理学―身体の記憶と宇宙の記憶/ 哲学と認知心理学を定義する―ベルクソン哲学の知覚理論とブルーナーの認知心理学の分析を通して/ 現在の厚みとは何か?―ベルクソンの二重知覚システムと時間存在論)/ 第3部 時間(分析形而上学・物理・出来事存在論)(中立一元論、時間経験、そして時間―ベルクソンへの分析的視座/ リプライ論文 ベルクソンにおける収縮概念について―デイントンおよび平井へのリプライ/ 何が記憶を一列に並べるのか?/ 共存と時間の流れ/ 知覚と記憶の接続・脱接続―デジャビュ・逆ベイズ推論)/ 特別付録 われらベルクソン主義者 京都宣言

【著者紹介】
平井靖史 : 福岡大学人文学部・教授。ベルクソンおよびライプニッツを中心とする近現代フランス哲学。1971年生

藤田尚志 : 九州産業大学国際文化学部・准教授、Ph.D.(哲学)。哲学・倫理学、フランス近現代思想。1973年生

安孫子信 : 法政大学文学部・教授。哲学・フランス思想史。1951年生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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