フーコーの哲学 真理の政治史へ

市田良彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000616041
ISBN 10 : 4000616048
フォーマット
出版社
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
366p;21

内容詳細

変貌し続けた思想家ミシェル・フーコー(一九二六‐八四)の膨大かつ多様な作品群。そこには一貫性などないようにも思える。しかし、自らのことを「哲学者ではない」と語ったフーコーの底には常に、真理をめぐる独自の“哲学”があった。言説の歴史、とりわけ哲学という言説が成立する瞬間を注視し続けながら、歴史、分析哲学、ギリシャ哲学、文学芸術など多彩な領域を縦横無尽に駆け巡るフーコーの思考をトレース、“真理ゲーム”の政治的な歴史記述としての“哲学”を描き出す。最新の研究成果を踏まえた到達点。

目次 : 第1部 言語(“知の考古学”/ ソフィストとパレーシアスト―古代の真理ゲーム)/ 第2部 存在(フィクション、真理、主体/ 歴史の分割と「存在関数」)/ 第3部 真理‐政治‐歴史(一九七〇年代の「転換」)

【著者紹介】
市田良彦 : 1957年生まれ。神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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