御伽草子 上 岩波文庫

市古貞次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003012611
ISBN 10 : 4003012615
フォーマット
出版社
発行年月
1985年10月
日本
追加情報
:
15cm,270p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • syaori さん

    「御伽」とはお相手=相伴の意で、人のつれづれを慰める話し相手のことらしいですが、そうするとこの『御伽草子』とは人のつれづれを慰める本ということ。確かにこの本に収められている物語はどれもほどよい長さで、深刻になりすぎない内容も、つれづれの慰めにぴったり。物語の主人公も貴族から庶民まで様々で、当時の読者層の広さが偲ばれます。子女の教養の書としても読まれていたようですが、「小町草子」や「物くさ太郎」などの『古今』の仮名序や古今の故事をちりばめた物語を読むと、確かに楽しく知識を増やせそう。…などと思いつつ下巻へ。

  • まさ さん

    「浦島太郎の真相」を読んで、この機会にと挑戦。やはり全編古文はキツい(>_<)高校時代に古文を捨ててたツケですな。あらすじを知らないお話なんかは1/3くらいはよくわからないまま読み進める感じ。下巻どうしよう…勉強だと思って頑張る?

  • 風太郎 さん

    わからない古語もあったのですが、かなり読みやすいです。終わりが明るい話が多くて、読後感が良いですね。今まで知らなかった物語も多数ありました。今現在の小説も、将来、御伽草子の様にまとめられたりして、未来の人に読まれるのかななどと想像して読んでいました。ただ不満な点が一つ。訳注等が最後のページにまとめてあるので、わからない言葉が出て来ると調べるのが面倒でした。

  • テツ さん

    日本人に広く知られているいわゆる昔話。 『鉢かづき姫』みたいに、苦労した女の子が色々経て幸せになるっていうシンデレラストーリーは昔から人間は好きなんだなきっと。大体のストーリーはぼんやりとでも知っていると思うので、わざわざ現代語訳と照らし合わせずとも苦労することなく読める筈。しかし物語を聞く、読むって行為は凄まじい快楽だなあと改めて思う。知っているお話でもこんなに心踊らせながら読むことができる。死ぬまでに、まだ聞いたことのないような物語に一つでも多く出会いたい。

  • たけはる さん

    小説を書くためのネタ探しに。『木幡狐』が切なくて特に好きでした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

市古貞次

明治44年山梨県生まれ。昭和9年東京帝国大学卒業。現在、東京大学名誉教授

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品