平家物語 日本の古典をよむ

市古貞次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093621830
ISBN 10 : 4093621837
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
追加情報
:
20cm,318p

内容詳細

宿命にあらがえぬ人間を描く、軍記物語の最高傑作。本書は、新編古典文学全集「平家物語」の中から、各巻ごとに、著名な章段の現代語訳と原文を選び出し、全体の流れを追いながら読み進められるよう編集したもの。

【著者紹介】
市古貞次 : 1911年、山梨県生れ。東京大学卒。中世文学専攻。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tadashi_N さん

    平家と義経を悪にした物語。壇ノ浦のあとも、話が続いていた。

  • 呉藍 さん

    盛者必衰の理。人間だけのものではありませんね。あらゆる生物、環境、経済を含めた事象。何かもが、一時の隆盛の後に衰退していきます。生き物は儚い命だから、その激しさが胸を打つということでしょうか。平家を打ち滅ぼした源氏もまた、やはり短い栄華でしたし。歴史というのは面白い。それを読み物として整えてあるのだから、なおさら面白い。

  • M さん

    祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。日本人なら誰しも一度は耳にしたことのある文言であるが、その原点にあたった人はどのくらいいるのだろうか。かくいう私も日本史をもう一度深く勉強する過程で、ようやく日本の古典にも触れてみたいという気持ちがあり本著を手に取ったが、読み進めていく上で、脚色された部分があるにせよ、感動する場面がいくつもあった。その当時の時代を等身大でいきてきた人々の肉声の叫び、彼らの潔さには涙を禁じ得なかった。歴史や当時の人々の息遣いを知る上で、文学作品の影響力はとても大きいのだと実感させらた。

  • kintaro さん

    間引きされた情報のため読書感にうすい。那須与一、義経の間髪さは感じさせない。古典を読む満足度は少々得られる

  • しゃんぷーしょく さん

    因果応報と片づけるには惜しくはないか。平家物語は、人々に、万物は移り変わりひと時も定まらないと説く。悲しくともつらくとも、人の命は終わりを迎え、平家の栄華は廃れる。それを受け入れ、心揺り動かされることなく静謐であることが、実は一番生きやすいのかもしれない。

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市古貞次

明治44年山梨県生まれ。昭和9年東京帝国大学卒業。現在、東京大学名誉教授

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