山のミステリー 異界としての山

工藤隆雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784635320092
ISBN 10 : 463532009X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;19

内容詳細

山小屋の主人や登山者たちが経験した、この世の現象とは思えない奇妙な56の実話拾遺集。

目次 : 1 山の幽霊ばなし(真冬の幽霊/ 体が透ける ほか)/ 2 人智を超えるもの(浮かび上がる遭難遺体/ 夢に現れた遭難現場 ほか)/ 3 自然の不思議(森のなかから助けを求める声/ 死者を悼むリス ほか)/ 4 ひとの不思議(ザックの中身/ 謎のバンダナ ほか)

【著者紹介】
工藤隆雄著 : 1953年、青森市生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、新聞・雑誌を舞台に執筆活動を展開。毎日児童小説優秀作品賞、盲導犬サーブ記念文学賞大賞等を受賞。日本大学芸術学部文芸学科講師(ノンフィクション論等)、山歩きの会「富士を見る山歩き」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネムコ さん

    山という異界の心霊系恐い話を読むつもりだったので、どうも勝手が違った。良い話もたくさんあったし、シャクナゲの花畑や七年ごとに顕れる湖など素晴らしい景色も見られたけれど、とにかくジャンルがバラバラで最後まで乗れなかった。残念。

  • ichi さん

    【図書館本】山での心霊現象のお話や不思議現象なお話。怖さは感じなく、心霊現象については、遭難で無念の死を遂げてしまった方ならありえるんじゃないか。と感じさせられました。

  • あんこ さん

    ミステリーというか怪奇談話集。山の神様を思わせるような話から裏がありそうな人間のどろどろ、はたまた幽霊まで幅広かった。山には特別なものが多いのかどうかわからないけれど、何かあると思わせてしまうのが自然の力なのかしら。

  • roatsu さん

    幽霊など怪異譚だけの拾遺ではなく、胸が詰まるような肉親の情愛の不思議さ、人が見せる冷酷さや卑怯未練など、ぞくりとするものも含めて多彩な山中のエピソードがテンポよく披露され、大変面白く読んだ。山小屋経営者など実在の方々から取材した話が殆どで、わざとらしい荒唐無稽さが目立つ話は少なく、単純に山の中ならそういうこともあるだろう感じさせる逸話ばかり。山をとりまく環境は便利になる一方で往時の趣きは加速度的に薄れているが、それでもやはり山は異界であり手を変え品を変えして同質の話は語られ続けるだろうと思う。

  • なかちゅう さん

    山の日に合わせて。怪談というよりは、少し不思議な山の話、といったところか。ただそれはあくまでも本の上でのことで、実際に体験したらめちゃ怖いだろうなと思う話もある。結構知ってる山の話もあって、そんな話もあるのかと思いながら読んだ。血が引くとか、植物や動物の話とか、平地でくらしていて雑多なモノに囲まれているとわからない、むき出しのナニかに山では触れる事ができるのではないかという気がした。

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