工藤直子詩集 にほんの詩集

工藤直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758414104
ISBN 10 : 4758414106
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;20

内容詳細

のはらに行くと出会える動物や植物、そして自然の声を、声の主の代わりに詩にした「のはらうた」で知られる工藤直子。生命の営みや季節の移ろいを軽妙な筆致で、そして私たちの心の風景をやさしく素直な言葉で、うたいあげる言葉の数々。

目次 : 1 地球のうた/ 2 生きもののうた/ 3 のはらうた/ 4 こどものころのうた/ 5 でんせつのうた/ 6 こころのうた

【著者紹介】
工藤直子 : 1935(昭和10)年、11月2日台湾に生まれる。六人きょうだいの末っ子。37年、母親が逝去し、父や姉たちの家を転々とする。41年、国民学校に入学。流行歌が好きな少女時代。敗戦で46年、台湾から引き揚げる。48年、中学に入学しスポーツに熱中。詩を書き始める。お茶の水女子大学を卒業後、59年、博報堂にコピーライターとして入社。言葉の添削癖がつく。62年、父親が逝去し、書き溜めた詩を整理して自家版詩集『工藤直子詩集1962年』を作り、友人などに売り歩く。63年、フリーでコピーライターをしながら、ブラジルやフランスに2年間ほど滞在。82年、『てつがくのライオン』を刊行、同作で日本児童文学者協会新人賞受賞。『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。この頃からひらがなの詩「のはらうた」書き始める。85年、エッセイ集『まるごと好きです』刊行。88年、河合隼雄の心理学に関心を示し、心についての聞き書きを新聞に連載。以後詩集や絵本や児童書の翻訳などの刊行が相次ぎ、言葉とメロディが合体する作詞なども手掛けるようになる。阪田寛夫から明治大正昭和期の童謡や唱歌の作り手について学び、新聞連載を始める。95年、還暦から絵を描き始め、詩画集『こどものころにみた空は』を出す。2008年、『のはらうたV』で野間児童文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    この方の詩集をキチンと読んだことはなかった気がする。今もキチンとかどうか・・でも、きっと今だったのだろう。そんな気分。目当ては『Yこころのうた』の章ではあるのだけれど。そのどれもが染みて沁みて…今、ちょっとだけ気持ちが脆い私に響いてしまった(泣)あと『Vのはらのうた』うみへもすごく好き。「ぼくは いつか きっと うみを くすぐってやる」感性を言葉に乗せるって難しいよね。

  • 雲國斎 さん

    小中の国語の教科書でもおなじみの工藤直子さんの詩集。 「あいたくて」は、素直な言葉で書かれたなんともやさしい詩だ。「とんねる」「子どものころ」「じぶんのための子守唄」なども良いな!ちなみに私の座右の銘は、確か工藤さんがかつて中学の国語教科書に書かれたある言葉からいただきました。ありがとうございます!

  • 葉鳥 さん

    かまきりりゅうじの辺りで小学校の教科書に載ってた詩はこの方のだったのかと気付く。巻末で俵万智さんがやさしい言葉で書かれた詩はやさしい心で読むしかないと書かれていたのに共感。

  • ブルーツ・リー さん

    子供を、子ども扱いした詩が多くて、どうも苦手である。 詩は理屈では無いのかも知れないけれど、「ただ、感じる」という所は、自分の目指す所では無いので、合わないのかも知れない。 とは言え、やなせたかしにしても、宮沢賢治にしても、子供向けの文であっても、言葉自体は簡単にしたとして、言っている内容まで子供にすり寄るような事はしない詩人も多い。 どちらが優れている、という事では無くて、好き嫌いの範疇かも知れないが、個人的には、子供を子供扱いし過ぎると「本当の事」を伝え損なうのではないかと思っている。

  • 遠い日 さん

    そうであろうとは思って手にしたが、やっぱり過去作を編んだものでした。これはこれで何度読んでも、どこで読んでも親しみを感じていいのだけれど、工藤直子さんの新しい詩集を!と願ってしまいます。

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