母の家がごみ屋敷 高齢者セルフネグレクト問題

工藤哲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620324678
ISBN 10 : 4620324671
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
206p;19

内容詳細

近親者の死による生活意欲の衰え、老化による体力低下、認知症などで、身の回りのことができなくなるセルフネグレクト(自己放任)の高齢者が増加している。気鋭の記者が解決への道筋を探る。

目次 : 第1章 顕在化する「ごみ屋敷」(「ごみ屋敷」はセルフネグレクト関連も/ 火災の現場を歩く ほか)/ 第2章 セルフネグレクトの現場から(ある県営団地の異変―認知症で一人暮らしの70代女性(神奈川県南部)/ 突然の母の死、娘に残された部屋―一人暮らしをしていた60代女性(神奈川県横浜市) ほか)/ 第3章 行政の模索(ごみ屋敷対策条例―東京都足立区の歩み/ 自治体の条例制定相次ぐ ほか)/ 第4章 医療はセルフネグレクトを救えるか(ごみに埋もれた母のことを誰にも相談できず―娘と同居の60代女性(千葉県北西部)/ 女性からのメール「気持ち分かる」 ほか)/ 第5章 専門家に聞く(東邦大学教授(公衆衛生看護学)、岸恵美子さん/ 東京都北区十条高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)長、島崎陽子さん ほか)

【著者紹介】
工藤哲 : 1976年青森県で生まれ、埼玉県で育つ。1999年に毎日新聞社に入社し、盛岡支局、東京社会部、外信部、中国総局(北京、2011〜2016年)、特別報道グループを経て外信部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆみきーにゃ さん

    《図書館》ごみ屋敷問題、ここまで根が深い問題だとは知らなかった。高齢化社会になっている日本の避けては通れない問題だと思う。我が家はゴミ捨て場が歩いて行ける距離ではないので自分が老いた時を考えると不安になる。

  • matfalcon さん

    離れて住む父や母の住まいが、なぜ「ごみ屋敷」に変わってしまうのか。その背景を探り、高齢者のセルフネグレクト(自己放任)の現状や行政の取り組み、課題を紹介する。『毎日新聞』掲載に追加取材を加え書籍化。

  • おかむら さん

    毎日新聞の特集報道の書籍化。なぜだか活字が大きいです。 家がゴミ屋敷化するパターンを様々に紹介。単純に足腰頭が弱ってゴミ出しが億劫になる事例と、取っときたがり集めたがり事例の2種類とそのミックス事例もあって行政の対応も一筋縄ではいかない感。探偵ナイトスクープでやった冷蔵庫がぎゅうぎゅうのおばちゃんの回を思い出しました。あと家ついて行っていい?に出てきた納豆パックゴミ屋敷のおじさんの回も。

  • おいしゃん さん

    キャッチーなタイトルだが、ゴミ屋敷問題はセルフネグレクトからはじまり孤独死まで、様々な問題を抱えているのがよくわかった。 コロナで外出しづらくなってから、さらにこのような問題は増えているんだろうなぁ…。

  • シャボン玉 さん

    セルフネグレクト。高齢者のゴミ屋敷は、若者のだらしないのと違って一層哀しいものがある。

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人物・団体紹介

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工藤哲

1976年青森県生まれ。埼玉県出身。99年に毎日新聞社入社。盛岡支局、東京社会部、外信部、中国総局記者(北京、2011〜16年)、特別報道グループ、上海支局長(18〜20年)を経て秋田支局次長。共著『離婚後300日問題 無戸籍児を救え!』(明石書店)で07年疋田桂一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行

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