白秋望景

川本三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403211058
ISBN 10 : 4403211054
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
追加情報
:
433p 21cm(A5)

内容詳細

都会、田園、そして戦争、白秋が生きた明治、大正、昭和…心の襞にふれる川本三郎・文学評伝の最高峰。

目次 : 水の故郷の発見/ 幻影としての西洋/ 水の感受性/ 赤の発見―「色彩詩人」白秋/ 言葉の蜃気楼―『邪宗門』の新しさ/ 恋する詩人―「YOUNGER GENERATION」の挫折/ 『桐の花』の新しさと恋愛の破綻/ 海からの光―三崎時代の白秋/ 小笠原での再生/ 詩人の厳しい経済生活/ 田園に幸あり―葛飾暮し/ 童謡の誕生/ 豊饒なる童謡の世界/ 日本で初めて「マザー・グース」を訳す/ 樺太への明るい旅―紀行文『フレップ・トリップ』/ 山田耕筰と作った童謡/ 花詠む人/ 「たびゆくはさびしかりけり」―旅する白秋/ 紀元二六〇〇年と交声曲「海道東征」/ 最後の日々

【著者紹介】
川本三郎 : 1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒。評論家。1991年『大正幻影』(新潮社)でサントリー学芸賞、1996年『荷風と東京』(都市出版)で読売文学賞、2003年『林芙美子の昭和』(新書館)で毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • takao さん

    貧乏生活の涙。

  • Gen Kato さん

    白秋の詩・歌・童謡を愛誦しつつその実人生を辿る。あくまで作品論主体なのが普通の「評伝」と違うところ(江口章子とのスキャンダラスな離別のくだりはばっさりカット。潔いです)。なにより白秋の作品への愛が伝わるのが心地いいですね。読了後、思わず白秋の詩集を読みかえしました。

  • メルセ・ひすい さん

    15-150 「『桐の花』事件」! 姦通罪。背のすらりとした、ぬけるように色白美貌の俗に言う「こまたの切れ上がった…」賢女。…あはれ、人妻、 ふたつなきフランチェスカの物語 かたらふひまもみどり児は声をたてつつ、 かたはらを匍いもてありく、 君はまた、たださりげなし。 あはれ、人妻。 松下俊子の父は漢方医、母は佐倉藩の士族の娘だ。都会、田園、そして戦争。白秋が生きた明治、大正、昭和…。心の襞にふれる、川本三郎・文学評伝の最高峰。今なお文芸愛好家を魅惑してやまない、北原白秋の激動の生涯を活写した名作評論。

  • せっぱ さん

    「邪宗門」の赤を基調とした煌びやかな世界,「桐の花」にちりばめられた花々。若き日から晩年まで白秋の創作の背景や時代をたどる構成。昭和三年の飛行機旅行の同乗者に画家恩地孝四郎の名も。各時代の詩歌人,作曲家との交流がうかがえる。五か月で終わった小笠原体験については、どん底だが妙に明るいと記されていて、興味がわいた。

  • 都人 さん

    詩、短歌はよく理解できないが、童謡は懐かしい感じだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品