基本情報
内容詳細
いつの日も、ひたむきに生きる人がいる。戦時下、戦後混乱期、高度成長期、そして現代。時代の陰影を描いた文学は、なにを語りかけているのか。戦後日本と同年齢の著者による、哀切と希望の「時代論」。
目次 : 1 戦争の記憶(徴兵忌避者のオデッセイ―丸谷才一『笹まくら』/ 敗者としての戦犯を描く―吉村昭『遠い日の戦争』『プリズンの満月』/ 生き残った者の巡礼の旅―乙川優三郎『脊梁山脈』 ほか)/ 2 「街」と「町」に射す光と影(いま、松本清張作品の魅力―『張込み』『砂の器』ほか/ どん底の超リアリズム―車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』 ほか)/ 3 家族の肖像(馬と共に生きた一家の物語―河崎秋子『颶風の王』/ ラーメン屋がラーメンを作るといふことの平安―青山七恵『あかりの湖畔』、木村紅美『春待ち海岸カルナヴァル』/ 世捨人の小さな冒険―島田雅彦『ニッチを探して』 ほか)
【著者紹介】
川本三郎 : 1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。評論家。1991年に『大正幻影』(新潮社、岩波現代文庫)でサントリー学芸賞、1997年に『荷風と東京』(都市出版、岩波現代文庫)で読売文学賞、2003年に『林芙美子の昭和』(新書館)で毎日出版文化賞と桑原武夫学芸賞、2012年『白秋望景』(新書館)で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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岡本正行 さん
読了日:2023/04/09
チェアー さん
読了日:2016/12/19
kiho さん
読了日:2017/09/30
しゃんしゃん さん
読了日:2017/02/19
Mc6ρ助 さん
読了日:2017/05/13
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