台湾、ローカル線、そして荷風

川本三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582837971
ISBN 10 : 4582837972
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
253p;19

内容詳細

ひとりローカル線に乗って、降りたことのない町を訪ねること、近年夢中になった、台湾の人たちとの交流のこと、そして深まりゆく、荷風への尽きせぬ思い…。ひとり迎えた老年の日々の「豊かな孤独」を綴る。2015‐18年の日記。

目次 : 作家と戦争。/ 三人の台湾人作家。/ 常総と下妻で顕彰される作家たち。/ 毎年の北海道旅は釧路へ。/ 水害から復興する常総を再訪。/ 駅をめぐる旅。/ 盛岡と立原道造。/ 荷風に倣って牛天神に初詣。/ 尾崎一雄ゆかりの下曽我と蜜柑。/ 布良から岡山へ、荷風をめぐる旅。〔ほか〕

【著者紹介】
川本三郎 : 評論家。1944年東京生まれ。著書に、『大正幻影』(サントリー学芸賞受賞)、『荷風と東京』(読売文学賞受賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞受賞)、『白秋望景』(伊藤整文学賞受賞)、『小説を、映画を、鉄道が走る』(交通図書賞受賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • なにょう さん

    おじさんがぶらぶらする話が好きだ。なんということもないところに行って、でもなんか光るものをみつけて、ウンチクをたれる。それを拝聴するのが好きなんだと思う。このおじさんてかおじいさんは電影迷で、すぐ映画の話になる。が、どうしてどうして、なかなか感性が若くて、『君の名は』の名所めぐりまでしたというじゃあないか。★地方のローカル線をめぐる旅。時間と余裕と教養が無いと出来ないよ。なんとも贅沢じゃあないか。★城山三郎さんのつもりで、借りてきた川本三郎さん。結果オーライ。

  • 更夜 さん

    川本三郎さんの文章は何を書いたものであっても読んで「ほっとする」雑誌『東京人』に連載したものを集めた本で三冊目になるといいます。東京人、といっても東京の事はほとんどなく、タイトル通り、川本さんの好きなもの・・・台湾、ローカル線の話が多く、今年で75歳になられたそうですが、健脚で主に北関東の街をローカル線で訪れています。川本さんは情に厚く、情緒が安定しているから決してどこを見ても、どんな映画を観ても、どんな本を読んでも、音楽を聴いてもとても素直にいい所を見つけ褒める。そっとさりげなく褒める、その姿に感動。

  • Shimaneko さん

    映画(それも洋画)関連の著作しか読んだことがなかったので、わりとガチな乗り鉄っぷりに、まずびっくり。近鉄=近場のローカル線愛好家らしい。最愛の伴侶を亡くして10年、自身も75歳になろうという著者だけに「豊かな孤独」という言葉が胸に響く。タラセア絵画も観てみたいなぁ。

  • オールド・ボリシェビク さん

    映画好き、ローカル線好きにはたまらない静かなるエッセー。妻を亡くした70代男の寂寥もどこか漂う。

  • マーク さん

    39 やはり私に合ってる!一編読むのにスマホ調べまくり、時間がかかって仕方ない! 図書館本故手元に置けないのが悔しい。 ◉御殿場線山北駅 ポッポ居酒屋 ◉桐生 大川美術館 桐生新町 名物ひもかわ ◉水郡線 水田線6月 す常陸大子駅 磐城塙駅 ◉左沢線 左沢駅寒河江駅 慈恩寺 ◉アンジェラ ヒューイット バッハ ⭕️柳橋 とんかつ百万石 ◉勝浦鵜原海岸 公共の宿(閉鎖)三島由紀夫。ジョン・ルカレ寒い国スパイ、回想録 ⭕️漢詩をカルチャーセンターで学んだ! ⚫︎偕楽園の梅見。水戸⇨いわき⇨郡山⇨会津若松

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品