川上祐司

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本

メジャーリーグの現場に学ぶビジネス戦略 マーケティング、スポンサーシップ、ツーリズムへの展開

川上祐司

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基本情報

ジャンル
：
ビジネス・経済
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784771028821
ISBN 10 : 4771028826
フォーマット
：
本
出版社
：
晃洋書房
発行年月
：
2017年04月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
川上祐司 ,  
追加情報
:
１７４ｐ；19

内容詳細

都市とファンと選手が一体化した、スポーツのあるべき姿とは。アメリカプロスポーツビジネスの現況を豊富な図版とともにわかりやすく解説し、リーグが大切にする哲学や都市との協働、スポンサーシップについても紹介。アメリカンフットボールで頂点を極め、現場を熟知する元ビジネスマンだからこそ書けた、生きたスポーツビジネスを学ぶための一冊。

目次 : １章　世界最高峰のスポーツビジネスモデル（アメリカスポーツビジネスの動向/ スポーツスポンサーシップビジネスが好調な理由　ほか）/ ２章　戦力均衡を生みだす哲学（リーグ運営の原理/ クローズドリーグ　ほか）/ ３章　都市と一体化したスポーツマーケティングとツーリズム戦略（アリゾナ州とスポーツツーリズム/ フェニックスエリアとスプリングトレーニングキャンプ　ほか）/ ４章　カクタス・リーグの現場を、アメリカスポーツ文化を肌で感じる/ ５章　日本のスポーツビジネスの課題（国立競技場建設費問題/ エンブレム盗作問題　ほか）

【著者紹介】
川上祐司 : 帝京大学経済学部准教授。１９６５年京都市生まれ。１９８８年日本体育大学体育学部体育学科卒業。２００７年筑波大学大学院修士課程スポーツシステム・健康マネジメント専攻修了。１９８８年、株式会社オンワード樫山入社、メンズ事業部にてポロ・ラルフローレンを担当、アメリカンフットボールの名門オンワードオークスに入部し、同年フィールドゴール日本記録５８ヤードを樹立。「ライスボウル」「パールボウル」二連覇など数々の栄冠に貢献。１９９７年から、富士通株式会社の広報ＩＲ室、マーケティング本部宣伝部にて、スポーツサイト企画、スポンサーシップ業務、プロモーション業務などのスポーツマーケティング全般に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • Nosuke.M さん

    読了日：2021/06/05

    2章の戦力均衡哲学では、米国４大プロスポーツでのレベニューシェア、サラリーキャップ、ウェーバー制ドラフトについて説明。最も重要な商品は「質の高い試合」であり、２部の降格が無いクローズドリーグを採用し、各チームに安定的なスポンサー契約・投資促進に繋げ、良い試合を観客に提供することを求めている。先日欧州サッカーで導入を検討された新リーグ構想はこの米国流の発想が根本にあるのだが、高品質の試合提供という名目の下、市場価値の高いチームのみが選ばれる特権的な構想だったので挫折したのだろうなと読みながら感じた。

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