東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。

川上弘美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582837551
ISBN 10 : 4582837557
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;20

内容詳細

たんたんと、でこぼこと、時にシュールに、そして時にリアルに……。2013年から現在までを綴った、川上弘美のライフワークとなる日記シリーズ、第5弾!

【著者紹介】
川上弘美 : 作家。1958年、東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    第5集ともなると、幾分マンネリ感がなくもない。間合いの外し方が定型化してくるからである。あるいは今期はやや低調であったか。ここでもいつもの川上弘美に独特のお惚け感は健在で、安定的な面白さはある。ただ、ヘタをすると水戸黄門化しかねない危険も合わせ持つ。もっとも、例えば「沼の生きもの」のように一見シュールな題材がシュールにならずにそこにあるといった世界は川上弘美らしさの真骨頂であり、第6集以下も読むことになりそうだ。そろそろ大胆な変身を遂げてもらいたいような、あるいはこのままでいいような。

  • starbro さん

    川上弘美は、新作中心に読んでいる作家ですが、東京日記シリーズは初読です。何気ない日常を著者の感性で書いていて楽しめました。著者曰く、ほとんど本当で創作(嘘)はないとのことですが・・・タイトルから著者はホラー好きなのかと思いましたが、この日の日記は全く想定外の内容でした。機会をみつけて東京日記1~4も読んでみようかなぁ。

  • fwhd8325 さん

    相変わらずの川上さん。あとがきに、たいがいが本当のことと仰っています。なるほど、やっぱり世の中は摩訶不思議に満ちているんだなと納得。シリーズも5作目ですが、川上さんの世界は尽きることなく、楽しませてくれます。私の身の回りにもこんな世界があるかもしれないって、考えるだけで充分に楽しいエッセイです。

  • あも さん

    今年1冊目は慌ただしい年始に腰据えて小説を読めないため、大好きな川上さんの日記。川上さんはやっぱりかわいい。(毎回言う)。働かないエア秘書と脳内で格闘し、吉祥寺でまるだしに遭遇し、セックスのあとの青黒い感じに思いを馳せ、沼に住む生き物会議に出席する。本人は8割本当にあった事と言っているけど、創作のように起こり続けるふわふわと楽しいできごとたち。体重を感じさせないほど軽やかに世界をたゆたい泳ぐ川上さんに、ゆるむ頬を抑える。あはは、ではなく、くすくす。そんな笑い方が彼女には似合う。川上さんはとってもかわいい。

  • Ikutan さん

    楽しみにしていた川上さんの東京日記の第5弾。相変わらず、ウソが混じっているんだろうけれど、でも、川上さん曰く、たいがいは本当のことらしい。何度も声を出して笑っちゃう面白さ。どこから来るのかその発想や妄想。そして、最後はそこかい。みたいなオチに思わず脱力。門馬さんのイラストがまたぴったりなんだよなぁ。早くも次が楽しみです。ずっと続けて欲しいわぁ。

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