忍者の掟 角川新書

川上仁一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040821061
ISBN 10 : 4040821068
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
205p;18

内容詳細

甲賀忍術の正統継承者である著者が、門外不出の史料を一挙に公開!山の砦に篭城する際の掟書から、忍術秘伝の書まで。忍びとは、いかなる修行をし、どんな術を使い、歴史の中でどのように活躍してきたのか。秘密のベールに隠されてきたその実像を明らかにする。

目次 : 序章 現代に生きる「最後の忍者」/ 第1章 忍びのこころ―忍者と忍術の神髄/ 第2章 実践・忍びの術技/ 第3章 忍者・忍術の歴史をたどる/ 第4章 忍術の活用/ 終章 忍者文化の将来展望

【著者紹介】
川上仁一 : 1949年福井県生まれ。甲賀忍之伝を継承する甲賀伴党21代宗師家。武術家、忍術研究家。伊賀流忍者博物館名誉館長を務め、2011年12月より三重大学社会連携研究センター特任教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たかしくん。 さん

    前半はなかなか強烈なことが記されてますが、後半は…。?! 以下、備忘録として。「忍」には忍耐の忍だけでなく、残忍の忍も含んでいる(p27)。相手の「七情(喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲)」「五欲(食・色・物・風流・名誉)」を熟知すること(p50)。究極の忍定とは、絶体絶命のときの死んだふり(p94)。

  • 小木ハム さん

    著者は甲賀忍者のお爺さんから実際に指導を受けた本物の後継者である。一番きつい訓練は便意を我慢する事だったとか。とかくファンタジーなものを描きがちだけど駆使する術はもっと地味で現実的。例えば木葉隠れの術は『人混みに紛れ込んで自分の存在を消す』。飛び道具は手裏剣を使わず石つぶて(鉄は貴重だから)。敵に追い込まれたら自刃(浅く切って後で仲間に助けてもらう)。など近年の派手なイメージは江戸中期以降に流行った歌舞伎によって変形してきたと考えられている。しかし忍びの心得『忍の一字が和をもたらす』精神は現在も不変だ。

  • ようはん さん

    忍者の実像と歴史に関して新たに知る事が多かった。1番印象に残るのは少年時代から青年期の頃に著者が忍術伝承者とのマンツーマンの修行を受けていたエピソードでこの辺りは漫画的な物を感じる。

  • まど さん

    知ってることも多かった。けどさすが忍術の体現者。現代に通じる忍術の使い方を読んで忍術は受け継がれていくにふさわしいものだなと思った。

  • 田中峰和 さん

    小学校に入学するころ、忍者の師匠に出会った著者の体験は日本人としても特殊なもの。ハリウッド映画でショー・コスギに憧れて来日する外国人ほどの誤解はなくても、日本人も正しい忍者の知識はない。6歳から19歳まで続けた著者の地味な修行では、西洋人の描く忍術と全く別のものだ。しかし砂や石ころに抜き手を突き刺す修業は空手家以上にハード。傷だらけの少年が両親に叱られなかったのも不思議だが、既に高齢に差し掛かった世代の著者だから可能だったのだろう。現代なら忍術師匠は虐待を加える変な老人として、近所から追放されていたはず。

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人物・団体紹介

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川上仁一

1949年、福井県生まれ。甲賀忍之伝を受け継ぐ、甲賀流伴党第21代宗師家。6歳から先代・石田正蔵より忍術を学び、如水流神道軍伝、出雲神流平法など多くの流派も体得。会社勤務時より神道軍伝研修所を開き、忍術に関する文献の探究調査、研究活動を行なう。伊賀流忍者博物館名誉館長。2011年12月から三重大学特

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