ミステリーランド 透明人間の納屋

島田荘司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062705615
ISBN 10 : 4062705613
フォーマット
出版社
発行年月
2003年07月
日本
追加情報
:
19cm,327p

内容詳細

学校、友人、母親、すべてに違和感をもって生きる孤独な少年ヨウイチが、唯一心を開き、信じ、尊敬できる真鍋さん。彼は何でも知っていた。透明人間の存在や人を透明にする薬があることすら…。

【著者紹介】
島田荘司 : 1948年広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビュー、ついで発表された『斜め屋敷の犯罪』とあわせ、日本の本格ミステリーに新時代を拓く。ポルシェ911を愛する著者は多くの自動車論をものにし、かたわら日本の本格再興の旗手として、新人の発見育成にも力を尽くした。最近では冤罪救済にも尽力し、死刑廃止論や日本人論でも、新しい日本を提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    少年時代の思い出を語る1977年現在の話として始まる。事件そのものの謎よりも、まるで透明人間のしわざとしか思えない女性の失踪がメインの謎。全体の半分ほどで「おや、これは?」と思わせる記述が見られるが、結局これがラストにつながり、やはりそうか、と。社会性濃厚な作品で重い結末。ディテールのあちこちや、このテーマ自体、子ども目線で書かれた大人向きの小説と考えるべきかもしれない。

  • そのぼん さん

    『透明人間』になれる方法を知っていると言う青年と、彼を慕う少年とが軸になるミステリーでした。空想の部分も、ミステリーの部分も面白かったです。話しは重めでおとなが読んでも十分に楽しめるものとなっていました。

  • junkty@灯れ松明の火 さん

    1人ミステリーランド祭開催中!透明人間に宇宙人、SFなのかとずっと思っていたら驚愕の展開に!確かに某国の匂いは漂わせていましたが、国際的な問題まで出てくるとは正直思っていませんでした。国家としてそんな事をやっているなんて…日本は大丈夫なのか、自分が知らないだけなんじゃないのか?いろんな事を考えさせられました。殺人事件の真相はちょっと強引だった気がしますが、今まで読んだミステリーランドシリーズの中でも異色で、存在感のある雰囲気が嫌いじゃないです!奥の深いシリーズだな〜♪

  • Cinejazz さん

    かつて子どもだったあなたと 少年少女のためのミステリ−ランド≠ニ銘打った講談社出版の本書は、タイトルから想像する児童向けの世界観を見事に覆される超面白本でした。人間の細胞を透明にするという未知のウイルス説に端を発した物語は、透明人間でしか成し得ぬ密室誘拐から殺人事件へと発展し、北朝鮮強制収容所の地獄の様相や日本人拉致被害者、脱北者の足どりにまで及ぶ奇抜なスト−リ−展開に、時を忘れて読みふけってしまう、読み易さとタイトルに騙されてはいけない社会派ミステリです。

  • おぺろ さん

    ミステリーランド3作目!あいかわらずのシリーズらしい怖さがありますね^^;なんと北朝鮮のお話が絡んでいたとは…。もろ大人向け?そうでもないのかしら。私には難しかったです。工作員と呼ばれた方たちも葛藤している方がいたのでしょうね。難しい問題です。それにしても相変わらず挿絵が怖すぎますよ…!ミステリーランドは気合を入れて読まないとですね。色々伝えたいことがつまっているシリーズです。

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人物・団体紹介

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島田荘司

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで人気を博す。2008年日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島

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