運動器ケア 治す医療から多職種で治し支えるケアへ

大阪で長年に渡って地域に密着した医療を実践。整形外科から運動器ケアへ、多職種によるケアに取り組む。一流スポーツ選手の対処をすべての運動器に悩む方に適用、その基本となる考え方を具体的に伝える書。

目次 : 第１部　治す医療から治し支えるケアへ（変わる日本の医療/ 「治す医療」から「治し、支えるケア」へ/ 「安静は敵」と心得よ！/ 患者さんへのお願い/ 患者さんと医療者との信頼関係が、すべての出発点）/ 第２部　整形外科から運動器ケアへ（現在の整形外科診療とその問題点/ 運動器ケアの実際/ 膝・股の変形性関節症の患者さんが登山できるまで/ 運動器（骨・関節・筋肉）ケアでの医者の仕事/ 「整形外科」の誕生/ 「見る」を通して「診る」時代へ/ 見えることと実際との食い違い/ 骨の変形と痛み―そしてその対応は/ 整形外科診療について

【著者紹介】
島田永和 : １９５１年生まれ。１９７８年山口大学医学部卒業。現在、はぁとふるグループ（医療法人はぁとふる・社会福祉法人はぁとふる）理事長。専門：整形外科。資格：医師。日本専門医機構認定整形外科専門医。日本整形外科学会認定スポーツ医・認定脊椎脊髄病医。日本専門医機構認定リハビリテーション科専門医。日本リハビリテーション医学会認定臨床医。日本医師会認定健康スポーツ医（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）