CD

SINGER2

島津亜矢

基本情報

カタログNo
:
TECE3175
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

70〜80年代の歌謡曲、ポップス、フォークなどをカヴァーするシリーズの第2作。演歌ならではの張りのある艶っぽい歌声が生かされた「愛のメモリー」や、さらりとした情感の「ジョニィへの伝言」、予想外にキュートな「SWEET MEMORIES」やソウルフルな「WHEN A MAN LOVES A WOMAN」などで構成されている。(民)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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「Singer」が発売されたのが2010...

投稿日:2021/04/29 (木)

「Singer」が発売されたのが2010年10月。大半が演歌のカヴァー曲アルバムは続々と発売されている中、一向に続編が発売される気配がなく、やはり彼女のファンには演歌のアルバムしか売れないのかとも思っていたのだが、ようやく3年振りに、待望の続編が発売された。  早速聴いてみたが、いやはや、このアルバムも、本当に大絶賛に値する素晴らしい出来だった。まず、ポップスからフォーク・歌謡曲に至るまで、このアルバムのバラエティに富んだ選曲を見てほしい。あらゆるジャンル・曲調に及ぶ曲たちを、彼女は、原曲を歌う歌手に全く引けを取らないどころか、それを凌ぐような歌唱力で、見事に歌いこなしているのだ。  冒頭の「MY HEART WILL GO ON」では、力を溜め気味にして、ラストのサビで、圧倒的な迫力で一気に解放してみせる。続く「かもめが翔んだ日」では、パワーだけで押し切る渡辺真知子とは一味違う歌唱を聴かせている。そして、3曲目の「SWEET MEMORIES」。どこか若かりし頃の松田聖子を髣髴とさせるような艶のある甘い清純な歌声で、しっとりと情感豊かに歌ってみせている。4曲目の「シルエット・ロマンス」も、しっとりとした情感と、得意の高音を駆使したサビのコントラストが絶妙であり、これらの曲を聴いていると、彼女が、単に人並外れたパワーだけで押し切るような歌手ではないことが、実によくわかるのだ。  そうかと思えば、続く「ヒーロー」では、乗りの良い抜群のリズム感で、アップテンポのポップスも、見事に歌いこなしてみせている。歌っている歌手が誰かを知らないままこの歌唱を聴いて、これが演歌歌手の歌唱だと分かる人が、果たして一人でもいるだろうか。これ以上は同じ絶賛の繰り返しになるので、詳細に触れるのはもう止めておくが、「マイ・ウェイ」の歌唱は凄いの一言であり、ぜひ、自分の耳で確認してほしい。「WHEN A MAN LOVES A WOMAN」、「逢いたくていま」、「酒と泪と男と女」、「わかって下さい」、「メリー・ジェーン」も、もう貫録の名唱だ。  島津亜矢という歌手は、圧倒的な声量と音域に繊細な歌唱力を兼ね備え、曲によって、歌い方はもちろんのこと声質まで変えて、あらゆるジャンル・曲調の曲を自在に歌いこなして、聴く者にさまざまな島津亜矢の姿を見せられる人だ。私は、そんな彼女は、もはや現役の女性歌手の中では(いや、男性歌手も含めてもいい)、トップの位置にいる歌手だと思っている。私は、そんな彼女を、演歌という限られた枠の中で、限られたファンだけを相手に歌わせていてはいけないと思う。彼女の素晴らしい歌を、もっともっと多くの人に聴いてもらうためにも、ぜひ、第3弾、第4弾と、続編を発売していってもらいたい。実際、大半が演歌の「BS日本のうた」は、7枚も発売しているのだから。 

大湖 さん | 東京都 | 不明

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