マドモアゼル

島村匠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396634063
ISBN 10 : 4396634064
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
362p;20

内容詳細

ココ・シャネルとエバ・ブラウン、そしてヒトラー…“裏切り?わたしはただ女のために服を作ったのだ”パリ=ブルターニュ=ベルリンに追う愛と平和の軌跡。血のスーツが語る大戦の闇。極上の国際歴史サスペンス。

【著者紹介】
島村匠著 : 1961年横浜市に生まれ、横浜国立大学教育学部卒業後、高校教諭、業界誌編集者などを経て、1999年、幕末の残酷絵師月岡芳年の半生を描いた『芳年冥府彷徨』で第6回松本清張賞を受賞してデビュー。以後は、江戸から現代にまで至る幅広い舞台で多彩な作品を描き続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Totchang さん

    『ココ・アヴァン・シャネル』はかつてAmazon Prime Videoで楽しんだ。そして最近『ココ・シャネル 時代と闘った女』が公開されたようだ。本作品の「マドモワゼル」が誰なのか明らかにされないが、結城真理の祖母久能千紗を指しているのだと思われる。母親が祖母の足跡をたどってパリに行こうとするところから物語が始まるのだが、動機が怪しげでピンとこなかった。また祖母と曽祖父の戦時ヨーロッパでの足跡をたどるのも、今ひとつ納得しにくい。それらはココ・シャネルの生き方を表現するための布石だったのだろうか。

  • Crystal.B さん

    第二次大戦下の日本の外交官とその娘という設定は「球形の荒野」や古くは「帰郷」を連想しました。フィクションでありながらもあの暗黒の時代にシャネルが自らスーツを仕立て上げた気品ある日本娘は、同胞としてなかなか誇らしい存在に思えました。「時期が来たから出会う」というのは恋愛の箴言。もっと早く出会っていたら?またはもっと後で、はないのですね。それと庶民であっても何も考えずに流されてはいけない。でも暗殺未遂と父の死の場面はちょっとお粗末な気が。

  • Nekotch さん

    第2次世界大戦当時の歴史とココ・シャネルの人生・ファッション。独自の視点で「もうひとつの歴史」を描くフィクション。非常にミステリアスで魅力的。途中ダレかかって長く感じたけれど、終盤のころにはヨーロッパ史やココ・シャネルのファッション・人生に大変興味が湧いていた。シャネルをブランド志向のためのものと見るのではなく、当時の歴史的背景と絡めて眺めるのもとても面白いかも知れない。

  • チェス さん

    なんともドラマチックで引き込まれ。良き読書

  • ma-no さん

    あまり話題にならなかった作品ですが、これはおもしろかった。主人公の祖母が遺した、血染めのシャネル・スーツ。それはシャネルが活動休止していたはずの、第二次大戦中につくられたものだった… ココ・シャネル、ヒトラーの愛人のエバ・ブラウン、主人公の祖母、三人の女性の秘められた関係を辿る、ロマンティック・サスペンスです。

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