糸地獄 岸田理生戯曲集 2

岸田理生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784880593173
ISBN 10 : 4880593176
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
20cm,194p

内容詳細

孤高の劇詩人・岸田理生畢生の傑作。追悼戯曲集第2弾。本書は、岸田の代表作である「糸地獄」と、「料理人」を収録する。タブーを恐れず、果敢に挑戦した戦慄の「黙示」録が、いま、蘇る。

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読書メーターレビュー

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  • かやは さん

    「糸地獄」「料理人」の二つが収められた戯曲、つまり演劇の脚本。「糸地獄」を観に行ったので原作に手を出してみた。糸とは人の縁。切っても切れない家族との縁。切っては生きて行けない世間との縁。風は呼吸で、まっすぐ下るのは産道だろうか。色々な解釈ができる作品だと思う。文章がキレイだから深く考えずとも楽しめる。「料理人」では、食べることと産むことのつながりを見た。生きることは食べること、その行為は非常にエロティックである。

  • nightowl さん

    出自を思い出せない女学生。遊女と話すうちに幻惑の渦の中へ「糸地獄」、食べ物にまつわる狂った会話劇「料理人」の二作品。日本語のリズムが心地よく、狂っているのにさらりと読める。皆川博子作品に近いものを感じた(前者は「ゆめこ縮緬」、後者は「結ぶ」のイメージ)。

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人物・団体紹介

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岸田理生

1950年長野県生まれ。中央大学法学部卒。1974年「天井桟敷」に入団。寺山修司氏に師事。1984年「糸地獄」にて第29回岸田戯曲賞受賞。1988年「終の栖・仮の宿」にて紀伊国屋演劇賞受賞。1990年より「国境を越える演劇シリーズ」を開始。同シリーズで自ら作・演出する傍ら、演出家の蜷川幸男氏、オン・

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