生と死をめぐる断想 中公文庫

岸本葉子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122069732
ISBN 10 : 4122069734
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
232p;16

内容詳細

人はどこから来てどこへ行くのか?四十代でがん闘病、東日本大震災での間接的喪失体験を経て、生老病死について思索を深めていく。治療や瞑想をし、鈴木大拙、柳田邦男、多田富雄、島薗進などの著作を読み耽り、仏教・神道・心理学を渉猟しながら「生」と「死」、「わたし」と「いのち」、「時間」と「存在」について辿り着いた境地を語る。

目次 : 序章 死をそばに感じて生きる(團十郎の辞世/ 死生観表出の時代 ほか)/ 1章 「知」の人の苦しみ(伝統的な宗教の後に/ 岸本英夫の実践 ほか)/ 2章 スピリチュアリティの潮流(崩れつつある二元論/ オルタナティブな知 ほか)/ 3章 時間を考える(代々にわたり耕す/ 柳田国男の「先祖」 ほか)

【著者紹介】
岸本葉子 : 1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 寛理 さん

    スピリチュアル思想について簡潔にまとめられている。個人的に最近、キリスト教と仏教の実践に興味があって色々と読んでいるが、それらと比べると、鈴木大拙のように「霊性」の存在を設定するスピリチュアリズムは少し安易なのではないかと僕は思う。ただ、岸本葉子の節度ある記述はすばらしい。円環の中に「永遠」を位置付ける図に感心した。

  • ひより さん

    いつものエッセイとはだいぶ違った雰囲気。 40代で大病をした岸本さん、もともと論理的だったが、いろんな本を読んだり、お坊さんと書簡のやりとりをしてスピリチュアルな方面にも近づき、考え方も少しずつ変化していったのだとか。 ★2

  • クリフトン さん

    死生観を探り「精神分析」「禅 浄土思想」などを経て「時間論」へと繋がっていく 先達らの思想が手堅く語られ検討されていく 興味深く読み終わった  私見では 多分 死とか時間は 言葉では語り切れないような言葉なのだと思う 言葉の外にあるかも ないかもしれないもの それでも 尚そこに往きつかざるを得ないようなものとして言葉は成り立っているのだろうと思う つまり何とでもいえるし口を噤んでも結局それが本当か確かめる術はない それでも若しかしたらとつい確かめずにいられない

  • sutekibito さん

    後半は、宗教に関する記述が多く自分の興味の対象と離れ、読みにくかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

岸本葉子

1961年鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。エッセイスト。会社勤務を経て、中国北京に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品