『罪と罰』を読まない

岸本佐知子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163903668
ISBN 10 : 4163903666
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
291p;20

内容詳細

抱腹必至。読まずに語り、読んで語る読書会<BR><BR>翻訳家、作家、作家であり装丁家の四人が名著『罪と罰』の内容を僅かな手がかりから推理、その後みっちり読んで朗らかに語り合う。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 風眠 さん

    「読んだことがない者だけが楽しめる遊び」(読まずに読む/より)。はい!私もです!読んだことないです『罪と罰』。ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』で挫折しました。て言うか、もうイヤーって途中放棄しました。だって、いちいち名前長いし、なかなか話がすすまないんだもの。プロの作家が読んでいない、もしくはうろ覚えであるならば、私ごときに読む根性などあるはずがない!ですよね?『罪と罰』を読まずに四人の作家があらすじを推理していく読書会。目の付け所とか、妄想力とか、つっこみ方とか、さすがプロ!笑いすぎて腹筋痛い。

  • 青乃108号 さん

    あやうく『罪と罰』を読まない、を読まない。になるところだった。途中でちょっと飽きた。勿論、『罪と罰』を読んだ事はない。読みたいとも思わない。そもそも登場人物の名前が覚えられない。そして話しが長い。しかも古い。日本で言えば江戸時代だって。おそらく一生、『罪と罰』を読む事はない。しかしおかげでなんとなく、どういう話か知る事は出来た。読んでもいない『罪と罰』についてあれこれ推理をたたかわす事が出来る4人が凄すぎる。未読でも想像をふくらませ、どんな話しだろうとわくわくするところから、読書は始まっているらしいよ。

  • あや さん

    面白かったです☆ 読み始めると止まらなくなり、約6時間半程で読了。「罪と罰」を読んだことのない作家さん4名の、あーでもない、こーでもないという推理に心踊らせながら、時に笑いながら楽しく読み終えました。  私もまだ読んだことはないので是非読んでみようと思います。

  • れみ さん

    ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだことがない4人が集まり作品の内容をああでもないこうでもないと推理する未読座談会と実際に読んでみての読後座談会。非常に分かりやすい(けどネタバレ)登場人物紹介&あらすじつき。4人の仲の良さやゆるい雰囲気が会話から伝わってくる。未読な部分は4人の推理を読んでも全然お話の展開が見えてこない。「罪と罰」を読み終わって読後の部分を読むと、ああ〜分かる!とかうなずいたり笑える部分やものすごく詳細に読み込んでいるところにさすがだなあと思わされたりした。

  • nobby さん

    The『罪と罰』予習&復習本(笑)名作未読な四人方による座談会は、各章の最初と最後の1頁程度を読み合わせして「読まずに読む」というぶっ飛んだ代物!ただ、これが実に面白い!三浦しをんさんの驚愕の慧眼ぶりを筆頭に、その重厚な敷居を見事に下げてくれる!難解な人物名をラスコ・マル父・馬・因業ばばあなどと呼び、読後は修造に愛之助・コロンボに配役重ね、また教祖様・「いきなり帰るマン」なんて名付ける(笑)このユーモアたっぷりなセンスで読者と同じ目線くれるのが嬉しい♬そして呟く「俺、ついに『罪と罰』を読んだんだなあー。」

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岸本佐知子

上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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