ペリーの白旗 150年目の真実

岸俊光

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620315904
ISBN 10 : 4620315907
フォーマット
出版社
発行年月
2002年11月
日本
追加情報
:
20cm,238p

内容詳細

ペリーが脅しのため幕府に突きつけたとされる「白旗書簡」は本物か偽物か。偽物だとしたら誰が書いたのか。熱い論争に発展した“日米関係の原点”150年来のミステリーに、新聞記者が挑む論壇ノンフィクション。

【著者紹介】
岸俊光 : 毎日新聞記者。1961年、愛媛県生まれ。85年3月、早稲田大学法学部卒業。同年4月毎日新聞社に入社。中部本社報道部、東京本社社会部、夕刊編集部などを経て、2001年4月から学芸部で論壇を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月夜 さん

    白旗書簡が あったのかなかったのか それの推理に加わるのは 私のやるべきことではない。本書の感想を述べる。「アメリカに恭順するつもりならこの白旗を出せ さもなくば 攻撃する。」と 一方的な砲艦外交なのか 親切なのか。このことは 沖縄戦を思い出させた。窖に(ガマ)に逃げ込んだ一般民に 「降伏して出てきなさい。さもなくば 爆弾を投げ込む。」 とまず 提案する。 このやり方は ペリー以降変わらない アメリカのやり方なのだと感じた。書簡があろうがなかろうが 教科書に載せるには もっと違う方法で 教えれば良いものを

  • hakodadi さん

    松本健一は著「白旗伝説」で、幕末に来航したペリーが米大統領国書の受領に逡巡する幕府に白旗2琉と秘密書簡を送り「もし国書受領を拒否する場合には戦端を開くことも辞さず、されば幕府側の軍事的劣勢は明らか、敗北を認めたときは白旗で降参の意思を表明せよ」と述べたという。学会はおおむね否定的で、証拠文書は後世の偽書と断じ大論争となった。著者はこの論争の経緯をまとめる中で、日本の歴史学界の固陋をあぶり出し、一方で当時の幕府内部の議論とそれが周囲に伝播していく途上でおこる誤解や意図的な情報操作の実態などを明らかにする。

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岸俊光

1961年、愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、全国紙学芸部の論壇記者や論説委員として歴史問題などの取材に携わる。その間、2009年から2010年まで米国ジョンズ・ホプキンス大学に客員研究員として所属し、日米「密約」問題を調査。2018年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に著書『核武装と知識人―

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