経済学的思考のすすめ 筑摩選書

岩田規久男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480015129
ISBN 10 : 4480015124
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
追加情報
:
240

内容詳細

インチキな経済解釈がまかり通ると、間違った経済政策が採用され、人々を不幸にする危険性がある。本書では、経済学が演繹法を用いて思考し、それが生活の様々な場面で活用できることを、実例を挙げて解説する。

【著者紹介】
岩田規久男 : 1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院修了。現在、学習院大学経済学部教授。深く確かな理論に裏づけられた、幅ひろく鋭い現状分析と政策提言はつねに各界の注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • bluemint さん

    これは素晴らしい本だ。テレビに出てくるコメンテーターやキャスターがいかにデタラメなことを言っていることか。我慢ができなくなった著者が、辛坊治郎氏の著書の批判をするついでに、経済学的問題解決の考え方と経済学の基本を丁寧にわかりやすく解説してくれる。著者は前の日銀副総裁。経済は実生活に密接に関連しているため、シロウトでも語りやすいが、短絡的な結論に陥りやすい。国債発行残高が多く日本は破産する、ハイパーインフレになる、などやたらセンセーショナルに不安を煽ってくる。惑わされないために皆でこの本を読もう。

  • しろくまZ さん

    序盤で「シロウト経済学」を批判するのは良いとしても、著者の記述では「帰納法」自体が悪いとの印象を読者に与えかねない。「シロウト経済学」が稚拙なのは帰納法的(もどき)思考によって得られた単なる仮説を、その真偽の検証あるいは前提条件や適用範囲の吟味など行うべき検証をしないで、いきなり一般化しているところにある。帰納法自体は自然科学や数学において用いられている非常に強力なツールであることをお忘れなきように。第4章以降は概ね楽しく読めた。

  • jj さん

    11年刊。前日銀副総裁岩田規久男氏、学習院大時代の著作。素人経済学を対比し、経済学の基本的考えを分かり易く解説。素人経済学は数多い経済現象から単純に結論を導き出す傾向にある事を指摘。経済学的発想は、風が吹けば桶屋が儲かる的発想が基本中の基本という。最後に、女性の非婚化や男性の自殺率等を扱った経済モデルの検証は参考となる内容。

  • ぽん教授(非実在系) さん

    辛抱治郎をシロウト経済学の典型例としてこれでもかと取り上げサンドバックとするので半分かわいそうになってくるが、著者の主張する演繹的思考=経済学的思考、リテラシーが世の中に広まらない要因であると見なしているから筆が厳しくなるのだろうか。 現在日銀の副総裁としてインタゲを実行する立場でおられるので、著者の持つ経済学モデルがどこまで正しいか見極めようと思う(現在のところまずまずの成功であるように見えるが、果たして)。

  • 渓流 さん

    頭が良い。思考を語るだけ合って、文章が論理的で、すとんと頭に入る。リフレ派の論客として知られる著者の学説の正否はシロウトには判断できないが、経済学的思考の方法論とはいかなるものか、それをシロウト本の記述を引き合いに出し、論理的欠陥を具体例を示しながら平易に語ってなかなか。経済に関するもやもやが少し晴れ渡った感。

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岩田規久男

1942年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院単位取得満期退学。学習院大学経済学部教授などを経て、2013年4月から5年間、日本銀行副総裁を務める。上智大学名誉教授・学習院大学名誉教授。専門は、金融論・都市経済学。深く確かな理論に裏づけられた幅ひろく鋭い現状分析と政策提言は、つねに各界の注目を集め

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