物語 スペインの歴史 人物篇 エル・シドからガウディまで 中公新書

岩根圀和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121017505
ISBN 10 : 4121017501
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
追加情報
:
18cm,236p

内容詳細

国土回復のイスラム掃討戦で勇名を馳せた伝説の騎士エル・シド、未完の聖堂サグラダ・ファミリアの建築家ガウディなど、時代や出身地、活躍した分野も様々な6人の生涯を通してスペインの1000年の歴史を描く。

【著者紹介】
岩根圀和 : 1945年(昭和20年)、兵庫県に生まれる。神戸市立外国語大学大学院修士課程修了。現在、神奈川大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • fseigojp さん

    レコンキスタからガウディまで、スペインは熱い!

  • PAO さん

    「この残虐なスペイン人のどこがインディオより優れているといえるのか」…新大陸を略奪するだけ略奪したスペインにもラス・カサスのようにインディオを擁護しようとした人がいたことを初めて知りました。スペイン旅行の二冊目のお伴に読みましたが、グラナダで狂女ファナのお墓を訪れ、プラドでゴヤの『わが子を喰らうサトゥルヌス』を観賞し、バルセロナでサクラダ・ファミリアに入場し、ガウディの事故現場の近くを通ってきましたので、各々の物語を一層身近に感じることができました。またエルシドはヘストンの映画と随分違っていて意外でした。

  • 健 さん

    もはや「スペインの歴史」とは言えない「物語 スペインの歴史 人物編」だった。取り上げられたのは、騎士エル・シド、女王ファナ、聖職者ラス・カサス、セルバンテス、ゴヤ、ガウディの6名で、セルバンテスに至っては晩年に巻き込まれた事件のみ。それでも、各エピソードがあたかもその場を目撃しているかのように物語風に語られて興味深く、楽しんで読み進めることが出来た。一種の伝記集と言っても良いのではないだろうか。これを切っ掛けにスペインの歴史を深掘りしていくのも「あり」なのかなと思えてきた。

  • karutaroton さん

    2006/8のレビュー。これ面白かったと記憶してるなー --- エル・シド,フアナ,ラス・カサス,セルバンテス,ゴヤ,ガウディの6人に関する話を元にスペインの歴史勉強にもなるという本。 いきなり一人称になったりする文章が良いし,話の選び方も面白い。セルバンテスなんか,いかにしてドン・キホーテが作られたかを書いているのかと思いきや,住んでた共同住宅の前でおきた傷害事件についての話だし。。 姉妹書である,歴史側から書かれている「物語 スペインの歴史」も是非読ませていただきたいです。

  • pitch さん

    スペインの歴史を、6名の人物伝で語る。ガウディもゴヤも、女王フアナのこともあまり知らなかったので、読んで損したとは思わないが、(学者である著者が小説風に書こうとした結果)余計な描写が多いのが難点。各章の終わりのコラムのほうが面白かった。

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岩根圀和

1945年、兵庫県生まれ。神戸市外国語大学修士課程修了。神奈川大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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