岡田英弘著作集 4 シナとは何か

岡田英弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894349698
ISBN 10 : 4894349698
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
569p;20

内容詳細

なぜ、「中国」ではなく「シナ」か?日本文明とシナ文明のちがいは、“漢字”の役割が異なる点にある!

目次 : 第1部 シナ文明とは何か(通史 漢族とシナ社会/ シナ文明を解析する ほか)/ 第2部 歴史はこうしてつくられた―シナの歴史家たち(はじめに―シナの歴史観はどう形づくられたか/ 司馬遷の『史記』―歴史の創造 ほか)/ 第3部 シナ史の諸相(シナは始皇帝から始まった/ 『三国志』の地政学的考察 ほか)/ 第4部 漢字とは何か(漢字の正体―マクルーハンの提起を受けて/ 書き言葉と話し言葉の関係 ほか)

【著者紹介】
岡田英弘 : 1931年東京生。歴史学者。シナ史、モンゴル史、満洲史、日本古代史と幅広く研究し、全く独自に「世界史」を打ち立てる。東京外国語大学名誉教授。東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年『満文老档』の共同研究により、史上最年少の26歳で日本学士院賞を受賞。アメリカ、西ドイツに留学後、ワシントン大学客員教授、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kenitirokikuti さん

    図書館にて。漢高祖のことを復習している。岡田英弘の著作は過去に読んでおり、この著作集も既読だったが、未レビューであった。清に詳しいのが岡田の特徴で、本書第二部の6 「祁韻士の『欽定外藩蒙古回公表伝』」の内容を知るには、本書に頼るしかないのでは。

  • Hiroki Nishizumi さん

    目から鱗が落ちる、と言いたくなる。面白かった。これまでシナを誤解していたことがよく分かったし、多くの人が未だに勘違いしていることも。また人口問題の重要性も理解出来た。

  • 紅井流星 さん

    タイトルのとおりシナ(チャイナ)とは何かが良くわかった。また、言葉と文字(漢字)に関する内容は興味深い。特に漢字の読み方が統一されておらず、現代中国10億人の民は漢字を見て理解することはできても発音することができないことは、目からウロコである。日本人は『かな』の発明により、フリガナを振れるし、いざとなればすべて平仮名で書く事もできる。中国人は初めから漢字を覚えなくてはならないので大変だと思っていた。中国語に興味をもったが、英語すらロクに理解できていないので、英語の勉強の方が先である。

  • Kazuya Nakagawa さん

    これは面白かった。特に漢字の話か面白かった。正直前の三つは読むのが苦痛でした。

  • MIRACLE さん

    筆者が専門分野であるシナ(=中国)についてのべた文章を、シナ文明の通史、シナの歴史家(PHP新書の『だれが中国をつくったか』の再録)、エッセイ、漢字論の順に収録した著作集。「第W部『漢字とは何か』は、本邦初公開の私の渾身の漢字論である。(中略)私の漢字論が、今後の日本人の中国理解に少しでも貢献できることを、心から望むものである」(「はじめに」より)。独自の分析は鋭いが、論証はお粗末であるのは、本巻でもおなじだった。

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岡田英弘

1931年、東京生まれ。専攻は中国史、満洲史、モンゴル史、日本古代史。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老档』の研究により日本学士院賞を受賞。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外国語大学名誉教授。モンゴル史・満洲史を出発点に、中国史、日本史をはじめ

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