嫁へ行くつもりじゃなかった

岡田育

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479392644
ISBN 10 : 4479392645
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

孤独を愛する30代オタク女子が、突然の交際0日婚!?
各界から今大注目の新人作家デビュー第2作目は、
まったくあたらしい視点の「結婚」についての考察!

【目次】
■第一部/嫁へ行くつもりじゃなかった
プロローグ——恋愛と結婚と私
(1)報告について——いつまで新婚でいるつもり?
(2)恋愛について——愛がなくても結婚できます
(3)プロポーズについて——求婚よ、土の中で待て
(4)同居について——婚約指輪がトランクルーム
(5)外敵について——男と女と黒い虫
(6)改姓について——ポケットの中には名前が三つ
(7)孤独について——寂しくないと死んじゃうんだよ!
(8)出産について——聖家族はかげろうのように
(9)食事について——愛とごはんと新婚旅行
(10)趣味について——家庭内オタク格差
(11)嫉妬について——非モテよ、さらば。
(12)反響について——まさか僕らが

■第二部/嫁は萌えているか?
プロローグ——我はいかにして三度も花嫁衣装を纏いしか
(1)夫婦と比較——ためいきの数だけブーケを束ねた女
(2)夫婦と仕事——個人事業主にヘッドハンティングされた女
(3)夫婦と国際——めずらしきとつくにに心おどる女
(4)夫婦と交友——教えられた事と知りたい事がいつでも少しズレてる女
(5)夫婦と不倫——愛妻家の君と恐妻家の僕
(6)夫婦と距離——君のいないところにいて歌う僕
(7)夫婦と宗教——信じる者が救われても、信じた者を信じられなかった女
(8)夫婦と金銭——その財布を開くのは私、あの金を払うのはあなた
(9)夫婦と普通——違いがわかる男、上質を知る人、見て見ぬフリをする我々
(10)夫婦と性愛——不躾なモテない質問、美しく燃える銛の女
(11)夫婦と定義——したいことができるように、できることをする女
(12)夫婦と隣人―いつか誰かに聞いた結婚の話を、別の誰かに話す今

【著者紹介】
岡田育 : 編集者・文筆家。1980年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。出版社勤務を経て、WEB媒体を中心に執筆活動を始める。情報番組のコメンテーターなども務め、同人サークル「久谷女子」のメンバーとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】 さん

    ブランチで紹介されていて、表紙と帯のジェーン・スーさんのコメントに惹かれて手に取った。結婚についてのエッセイで、著者の経験を含めいろんな結婚観が紹介されている。題名が示すとおり独身主義者だった著者は、恋愛→結婚という流れではない結婚をした。何にも縛られていないつもりで、実は「恋愛=結婚」という考え方にかなり縛られてる私には、目からウロコ。著者はオトコマエな女性で、自分が同じようにできるわけではないけれど、結婚っていろいろな考え方があっていいんだ、と気づかされる。いろんな人の結婚観を聞いてみたいと思った。

  • Y さん

    WEBで連載されてた頃に一通り読んでたが、こうやって1冊の本になってまとめて読めるなんてうれしい。筆者自身の結婚についてのエッセイだけど、未婚も既婚もかつて結婚してた人でさえも肩身が狭くなるということがないだろう。改めて思ったのは、結婚ってひとえにいっても人の数だけいろんな形があるんだなぁってこと。可能な限りより多くの人の結婚についての考えに耳を傾けたくなった。連載当時から思っていたけど、オットー氏が本当にナイスなキャラ。結婚って悪くないかもなぁと思える1冊。

  • ケー さん

    「自分が結婚するとは思っていなかった」という著者の新婚エッセイ。「結婚っていいよ!」ではなく、かといって「結婚なんて‥‥」でもないフラットな文章。人生の一大イベントである結婚だが、著者が思ってたよりも抵抗なく受け入れた変化、逆に思ってたよりも違和感のあった「あれ」など、オタクかつ鋭い視点を持つ著者ならではの語り口が心地よい。表記はかなりファンシーだが、特別女性向けの内容でもないので、男女問わずおススメできる。あとオットー氏、いい人。

  • Nyan さん

    マイナビニュースでの連載を書籍化。マイナビニュースを読んでいない私には新鮮でした。タイトルと表紙が可愛くて買いましたが、まもなく26歳を私には岡田さんのような「結婚」が羨ましいです。交際0日間なんて関係なく、岡田夫婦には愛があるな〜と思いました。不倫と子供への考え方にすごく共感。読後に岡田育さんをググったら、美人でビックリ。非モテなはずがない。サバサバした文章は読んでいて爽快でした。TVにも出られてる方のようなので、とくダネ見てみよう。

  • ozoz さん

    オットー氏が言う。「指輪の代わりに倉庫をプレゼントします」惚れるわー。作者、つまり嫁の生態を理解した金言。銛(もり)ガールの脅威。義理や義務、普通という概念からくる肩身の狭さ。結婚という一行為から、裾野が広がる文章は愉快で、スパイスが効いてます。

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人物・団体紹介

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岡田育

1980年東京都生まれ。編集者を経て、2012年より本格的にエッセイの執筆を始める。テレビやラジオのコメンテーターとしても活躍。2015年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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