半鐘の怪 半七捕物帳ミステリ傑作選 創元推理文庫

岡本綺堂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488452216
ISBN 10 : 4488452213
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
603p;15

内容詳細

明治中期の東京。元・岡っ引きの半七老人が若き日に遭遇した事件を新聞記者に語って聞かせる時、江戸の捕物が鮮やかに蘇る!火事でもないのに何度も半鐘を鳴らすなど、人々を不安がらせる悪戯を続ける犯人を突きとめる「半鐘の怪」など18編。“シャーロック・ホームズ”シリーズの影響を受けて誕生し、全ての捕物帳の原点となった著名なシリーズからよりすぐった傑作選、降臨!

【著者紹介】
岡本綺堂 : 1872年東京府生まれ。90年に東京日日新聞に入社後、新聞記者として働く傍ら、戯曲の執筆を始め、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などを残す。小説では代表シリーズ“半七捕物帳”が、時代小説と探偵小説を融合した捕物帳の原点となり、多くの作家に影響を与えた。1939年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くさてる さん

    アンソロや選集で読んだことはあったけど、新鮮な思いで読みました。捕物帳といえば、解説で触れられていた横溝正史「人形佐七」シリーズにどハマりしてたんですが、こちらはさすがの正統派で破綻が無くて分かりやすい。わたしの好みはより人間臭いキャラが魅力的な佐七のほうですが、こちらはこちらで端正で江戸の雰囲気がより伝わってくるような味わい。面白かったです。

  • Kom さん

    名作揃いだった。すっきりした綺麗な文章と江戸の描写、ミステリが結びついているのが上手い。確かにこれは原点かつ頂点だと思わされる。

  • ほげっひ さん

    半七捕物帳傑作選。全18編収録。他の傑作集に収録されているものもありますが、総じて楽しめるラインナップ。江戸の町を闊歩する半七親分もいいのですが、「わたし」を相手に江戸を懐かしむ半七老人の語り口調も好きです。一気読みもおすすめですが、気になるタイトルから読んでいくのも楽しいかもしれません。

  • さとうめぐみ さん

    ひとつひとつは20分くらいで読めてしまうんだけど18編あって結構読了までに時間がかかってしまったなーと。もっと読みにくいのかと思ってたけどそんなことありませんでした。半七親分の洞察力はさすがです。

  • アル さん

    100年も前に書かれたとは思えないほど読みやすく、また面白い。 幕末の話を老人が明治の若者に語っている、という設定のおかげで、語り手が時代の違いを説明するのが不自然にならないのも上手い手法。 解説にも書かれていたが、怪談仕立ての話が多いのも著者の趣味だろうか。 捕物帖がジャンル化するのも納得の面白さだった。

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人物・団体紹介

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岡本綺堂

1872年生まれ。本名敬二。旧御家人を父として東京に生まれる。東京府中学校卒業後、東京日日新聞に入社。記者のかたわら戯曲を書き、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などの名作を発表。捕物帳の嚆矢「半七捕物帳」シリーズで人気を博した。1939年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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