依存症の科学 いちばん身近なこころの病

岡本卓

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784759818154
ISBN 10 : 4759818154
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;19

内容詳細

アルコール、ギャンブルからドラッグやIT機器・スマホ依存まで、日本人の依存症者人口は2000万人ともいわれます。社会心理学的要因から、薬物ごとの特質、脳科学に基づく知見、認知療法などの最新の治療法まで、医師がわかりやすく解説。アルコール・薬物・ギャンブル依存症の診断基準付。

目次 : 第1章 精神医学と依存症/ 第2章 依存症社会の日本/ 第3章 依存症の人が生きづらい日本/ 第4章 依存症のケースリポート/ 第5章 依存性薬物/ 第6章 脳科学からみる依存症/ 第7章 依存症の治療法

【著者紹介】
岡本卓 : 1960年京都府生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院第四内科助手を経て、1992年ハーバード大学医学部博士研究員。1995年ハーバード大学医学部インストラクター、1997年クリーブランドクリニック財団ラーナー研究所助教授、1999年理化学研究所脳科学研究センターチームリーダー、2001年医療法人ケイ・アイオホーツク海病院内科勤務の後、2009年愛し野内科クリニック開院、院長。医師。医学博士

和田秀樹 : 1960年大阪府生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカ・カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、東北大学医学部、一橋大学経済学部、上智大学文学部での非常勤講師を経て、2004年より国際医療福祉大学教授、2006年国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)。医師(精神科)。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ヒデミン@もも さん

    依存症に依存する社会。

  • むっちょむ さん

    田代まさしのニュースが記憶に新しい。依存症は病気で意思の力でなんとかなるものではない、でも世間はそれを知らず意志の弱い人が悪い、自己責任と。。依存症斗はどういうメカニズムで起きていて、どういう治療法があってと、こと細かく書いてあって、そうかそうかと唸りながら読んだ。私自身も依存症になりやすい人間だとわかってるからパチンコなんてやったらハマるのかわかりきってるから近づかないようにしてる。たまたま身近に薬物が手に入らなかっただけ。手に入ったらどうなってたわからない。その環境に感謝したい。

  • みんと さん

    酒・タバコ・ドラッグ・パチンコなど、止めたくてもやめられない人を依存症と呼ぶ。周りから見れば何て意志が弱い人間だろうと思いがちだが、依存症とは意志を破壊してしまう病気なのだ。自然治癒は不可能と言っても過言ではない。 病院や施設に入るしか方法はないようだ。スマホも現代人が依存するひとつであり、しかもどこでも扱えてしまうというのが問題である。自分も一日のうち何時間スマホに触っているだろうと改めて考えてみると最近、気が付くと手にしているような気がする。依存症という病気になってしまう前に気をつけようと思う。

  • ヤマセミ さん

    酒、タバコ、薬物、パチンコ、ギャンブル、買い物、万引き、摂食障害、性犯罪、etc。依存症は意志が破壊される病気で、自分の努力とか自然治癒はないという明快な説明。なのに、日本では依存症は意志が弱いのが原因とされ、巷には欲望をあおるものがいっぱいで、依存症に依存する社会でさえあるという、依存症の人にはとても生きにくい社会。再犯を繰り返すのは依存症なのだから、罰するのではなくて治療しなければならないのに、社会には依存症は病気という認識がない。これは大変なことだ。

  • mawaji さん

    ここで手を出したらダメでしょうってわかっているのに手を出してしまうのが依存症という病気の病気たる所以であって当事者を責めてもしょうがないことなのだということがよく分かります。スポンサーに気を遣って言うべきことが言えないマスメディアも確かに問題あり。帚木蓬生氏がギャンブル依存症の第一人者だとは知りませんでしたが、いつも駐車場が満杯のパチンコ屋さんを通るたびに日本は大丈夫かなと心配になります。スマホやラインなどネット中毒の今後も気になりますが、さして興味もないことをだらだら検索してしまう自分がいるのでした…。

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