ファンタズマゴーリア

岡崎祥久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062191159
ISBN 10 : 4062191156
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
308p;20

内容詳細

君のためなら、時空だって超えられる。とんぼ玉に導かれて三つの世界を巡る少年マルテの、めくるめく冒険譚!

【著者紹介】
岡崎祥久 : 1968年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1997年「秒速10センチの越冬」で第40回群像新人文学賞、2000年『楽天屋』で第22回野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なしかれー さん

    三つの世界を巡る話。初めての作家さんだったけれど、これは良い出会いをした。描かれる異世界はどれも魅力的。けれど、生きる目的を失いながら半永久的に生きるということを描いた内容に、魅力的な世界とは一線を画す冷たさを感じる。でもそれは、だからこそ生きることに意味があるのだというあたたかい想いの裏返しなのだと思う。

  • 野のこ さん

    時空をくぐりぬけた世界。分からないようで分かるようで、曖昧な世界。あぶくな日々。どこか冷めてるマルタ/マルタが切なかった。最後はリエカがちゃっかりピーナッツ半分サイズにちょうど良い巾着袋を持ってたのが微笑ましかったです。そして希望をお守りに。水になった男がつくった青いとんぼ玉行方は何処へ?この可愛いイラストでアニメにしてほしいです。

  • 暮 さん

    あらすじを読んで「?」となりましたが、内容も不思議でファンタジーで理解し難い雰囲気でした。もちろんそれが良い所で、正にすべてがあいまいな世界。姿もあいまいなら場所も、時間もあいまい。こころもあいまい。伝わるものも伝わらなさそうな感じですが、なにかすっと入ってくる、大切なことが伝わってきた気がします。これを漫画かアニメなどの映像で見てみたいですね。あのシーンはどうなるのだろう、と妄想できる良い読後感でした。

  • 春咲 春菜 さん

    こういうファンタジー小説は読んだことがなかったので、読んでいてとても新鮮でした。 読み終わったあとのなんともいえない心地よさと余韻… 是非ファンタジー好きな方に読んで実感してもらいたい!

  • 孤望 さん

    「愛しい」「懐かしい」という感情を残していく、未知の物語。寓話とはこういう風にだって書ける、と想像力の可能性を見せつけられる。よくわからないのに、ある確かなルールや法則が存在していると感じるのが、作家の力の証拠だろうと思う。円環すること、消えてしまうはずなのに消えないこと、その儚さと美しさ。それはきっと、人間存在、生命存在のもつ根源的な郷愁。繰り返し続けるのに、儚い。繰り返し続けるから、儚い。「愛」は、消えるものへの、もう二度と会えないかもしれないものへの、思い。そして、手の中にある、あぶくの日々。

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岡崎祥久

1968年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1997年「秒速10センチの越冬」で第40回群像新人文学賞、2000年『楽天屋』で第22回野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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