ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね

岡崎京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582832129
ISBN 10 : 4582832121
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
追加情報
:
20cm,151p

内容詳細

いつも一人の女の子のことを書こうと思っている。一人の女の子の落ちかたというものを…。事故の直前まで描かれ続けた、幼いほどに残酷で、どこまでも切なく哀しい、人気漫画家・岡崎京子唯一の物語集、待望の刊行。

【著者紹介】
岡崎京子 : 漫画家。1963年12月、東京生まれ。『pink』『東京ガールズブラボー』『リバース・エッジ』『ヘルタースケルター』など、数々の名作を生み出す。1996年5月、交通事故に遭い、現在療養中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    詩と随筆。ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね。終わらない。一分間(あやちゃんに)。ある夜の。蛇。がちゃがちゃ狂い。靴を盗む。「...とまあ、そんなとこ。(You Know)」。「あたしって...」。青空。「ノート(ある日の)」。森の中。あかずきんちゃん。PR誌ちくま 1995年1月から1996年4月に掲載。

  • Maki さん

    はじめて岡崎京子を読んだのは確か高一のとき。暖炉とジュークボックスのある家に住むあの子の家で。あの子は中学卒業のときにじぶんのお母さんが本当のお母さんじゃないことを知ったってわたしより茶色い黒目を滲ませながら八重歯をみせた。彼女のお父さんはわたし達の住む小さなかわいい街にバーとかイタリアンの店とか何軒か店をもっていてジョニーって呼ばれてた。高校入学する前から噂で聞いてたから同じクラスで出席番号が近い彼女とすぐ仲良くなった。わたしは音楽を、彼女からは漫画や本や映画を教えてもらった。毎日、毎日一緒にいた。

  • エリナ松岡 さん

    岡崎京子さんの短編集です。漫画ではなくて文章のみです。漫画家のイメージが強くて何となく漫画のネタ集なのかな、とも思ってしまいますが、手抜きもないし完成度高いです。絵がないのは残念な反面、文章で圧縮されるのでマンガ数冊か分の分量はあります。彼女の作品を何冊か読んでいるならば、割とストーリーから絵は想像しやすいかもしれませんね。もっとも彼女が後年気に入ったストーリーからマンガ化してくれたりする日があればそれに越したことはないですが。

  • エンブレムT さん

    岡崎京子さんが事故にあう直前まで描いていた唯一の文章としての物語集。彼女の漫画の特徴でもある、人間の本心を引きずり出してくるようなヒリヒリした攻撃性と、クールに突き放されるような心もとなさ、甘さと重さといろんなモノを同時に内包したような独特な世界・・・表現方法が文章になっても、それらが全く変わらないことに驚かされました。・・・文章の方が、生き急いでいる人の持つようなドライブ感があるかも・・・気のせいかな。。。

  • Automne さん

    岡崎京子の短編童話集。孤児の物語、モラトリアムと親との不和、人間のグロさ、岡崎京子らしさがグリム童話に付加されたようなメルヘングロい話が多かった。印象としては彼女の絵のタッチに似ているかも。 ノート(ある日の)の章がお気に入り。岡崎京子の創作のメソッドが簡潔に語られている。 どんな女の子がどう落ちてゆくさまを描くか。 そこに岡崎京子エッセンスの髄があるように思う。

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岡崎京子

漫画家。1963年12月13日、東京生まれ。1996年5月、交通事故に遭い、現在療養中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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