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青春探偵団 ポプラ文庫ピュアフル

山田風太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591116784
ISBN 10 : 4591116786
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
追加情報
:
15cm,331p

内容詳細

とある町の北はずれ、こんもりとした山を中心として、南の麓に霧ガ城高校、東の麓に男子寮の青雲寮、西の麓に女子寮の孔雀寮がある。この町で青春を謳歌するクラスメイトの男女6人が、探偵小説愛好会「殺人クラブ」を結成。その活動は月に一度、山頂に集まっての会合と学園内外で起こる珍事件の解決!?エンターテイメント小説の大家・山田風太郎による、ユーモア青春ミステリの傑作が、堂々復活。

【著者紹介】
山田風太郎 : 1922年兵庫県生まれ。東京医科大学在学中の47年、雑誌「宝石」の懸賞小説で「達磨峠の事件」が入選。49年に「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で、第2回日本探偵作家クラブ賞を受賞。翌年に作家デビュー。58年に「甲賀忍法帖」を連載開始し、忍法帖ブームを起こす。伝奇小説から、明治もの、室町ものといわれる時代小説、エッセイまで幅広く活躍。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ミステリーと言うより痛快な冒険小説といっ...

投稿日:2010/08/09 (月)

ミステリーと言うより痛快な冒険小説といった感じで、 ドタバタしながら謎を解いていきます。 楽しく読めます。

U さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はらぺこ さん

    初出が昭和31年から33年(『泥棒御入来』だけ初出不明)の作品やから主人公達は高校生やけど言い回しや言葉遣いなどがチョット古臭い。東京オリンピックとか大阪万博の前後で昭和は変わったんやろなぁ。

  • ken_sakura さん

    面白かった。「おちゃっぴい」が違和感無くて楽しい♪( ´▽`)連作短編集。続編はない。「砂の城」をどこかで見たような、と思ったのは、せがわまさきの漫画「山風短」の3巻を見たことがあったせいでした。「泥棒御入来」「屋根裏の城主」が好き。(おちゃっぴい→女の子が出しゃばっておしゃべりなこと。そういう娘)

  • ホームズ さん

    山田風太郎ってこんな青春小説書いていたんですね〜(笑)『魔界転生』と『柳生十兵衛死す』みたいな時代小説しか知らなかった(笑)ミステリとしては少し物足りない感じもあるし、キャラクターも設定にしては少し薄めの人たちばかりでした。それでもこの時代にこれでけ書けていれば十分に楽しめますね(笑)

  • Katsuto Yoshinaga さん

    ちょっとやんちゃな高校生が作ったミステリー同好会の名前が「殺人クラブ」。先生のあだ名が「タラバ蟹」とか「ケチャップ先生」。やんちゃな高校生が「森のこびと」や「あの道この道」を歌って踊る。等々、かなり時代を感じさせる、昭和31〜33年に発表された作品集。本や映画等で、この辺の風俗世相を知らないと、ちょっと辛いかも。とはいえ、高校生向け学園ミステリ−の体ながら、平然と死体を運んだり泥棒を隠したりと、変なテイストが楽しめる、山風ファン向けの一冊かな。

  • unknown さん

    エロ・グロ・ナンセンスがない「きれいな山風」作品。安心して読める青春ミステリものライトノベル。ケレン味を求める向きには物足りない内容で、各エピソードにも当たり外れはあるんだけれども、秘密の屋根裏部屋「天国荘」をめぐる一編『屋根裏の城主』は、風太郎氏が中学時代に仲間達と屋根裏に空間を作ってつるんでいたという実際のエピソードを基にしているだけあってか、イキイキと描かれていて凄く好きだなあ。

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人物・団体紹介

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山田風太郎

大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を

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