ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー 幻冬舎文庫

山田詠美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877284756
ISBN 10 : 4877284753
フォーマット
出版社
発行年月
1997年06月
日本
追加情報
:
16cm,213p

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読書メーターレビュー

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  • ゆいまある さん

    恋したことがある。朝も昼も夜もずっと一緒に居たかった。一瞬離れただけでも呼吸が止まるかと思った。好きと欲しいが一体化して泣きたい程切なかった。そして幸せだった。その瞬間が目の前に蘇る。自分が蜂蜜漬けになっていた頃の記憶。そしてもう戻れない日々。もう一度あの頃に戻れたらと思う。だけどあんな苦しくて切ない思いにはもう耐えられないとも思う。彼もそうやって私を思い出すことがあるのだろうか。私の付けていた香水を覚えているだろうか。初期の山田詠美はやはりいい。

  • 遥かなる想い さん

    1987年に出版され、センセーショナルになった本を 今日読んだ。時代の先をゆく小説は元々苦手だったが、比較的素直に読めた。黒人音楽(ソウルミュージック)が何なのかはよくわからないけれど。

  • おか さん

    直木賞受賞作。「What’s going on」「Me and Mrs.Jones」「黒い夜」「Precious Precious 」「MAMA used to say」「Groove tonight」「Feel the Fire」「男が女を愛する時」全て70年代のソウルミュージックを題名にして 男と女のmake loveを 詠美さんらしい描き方で書いている。ちょっとエロティックだけど 詠美さんの性描写 結構好きだし 心理描写と相まって良い世界観 全てユーチューブで音楽聴きながら読めたので 最高でした!

  • hit4papa さん

    女性目線のスカしている系と思い読まず嫌いだった山田詠美作品。ところがどっこい、男心の根っこのところをしっかり理解しています。本短編集を読み進めながら、「それそれ!」と頷くことしきりです。カタカナ英語の多様も慣れれば、フィール・ソー・グットになりました。男たちが日本人じゃないから、ちょっと甘えた様子でもベタつき感が少なくて良いんでしょうね。怪しげな恋愛関係も嫌な気持ちにはなりません。「僕もセックスは大好きなんですけど、セックスを我慢するのも大好きなんです」(「男が女を愛する時」)は名言でした。【直木賞】

  • かみぶくろ さん

    3.4/5.0 アメリカの黒人たちの恋愛性愛短編集。著者の黒人への愛が伝わってくる。もわっとした濃密な空気感を感じつつ、感情への正直さというか、虚飾をまといすぎない人間らしさは清々しい。スラング混じりの言葉回しも慣れてくるとクールに感じられてくるから不思議。

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人物・団体紹介

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山田詠美

1959年、東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で第22回文藝賞を受賞しデビュー。16年「生鮮てるてる坊主」で第42回川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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